以前、とんかつ・ソテー用豚ロースでつくる、一人分のチャーハン・ラーメン用に適当な量の本格的ミニチャーシューの作り方を紹介しました。⇒ リンク
ネット上には、豚バラブロック(かたまり肉)を使ったチャーシューのレシピがあふれています。
でも、一人で食べる分には少量でいいのに、ブロック肉で作ったら量が多すぎるし、値段も高いし、そもそも、スーパーの精肉コーナーではブロック肉はあまり見かけません。
そこで、スーパーの薄切り肉で“かたまりチャーシュー”を再現できるのか?検証してみました。
以下に手順を説明していきますが、初めて作る試作レシピなので、気が付いた部分なども付記していきます。
材料
肉
- 国産豚肉ばら薄切り 179g
タレ
- 醤油(こいくち) 大さじ3
- みりん 大さじ2
- 酒 大さじ2
- 砂糖 小さじ2
- 水 大さじ3
- おろし生姜(チューブ) 約4cm
- おろしにんにく(チューブ) 約3cm
- 長ねぎ(青い部分)約20cm(なければ白い部分5cmでもOK)
その他
タコ糸 適量
ラード 少量(肉から脂がでるので、なくてもOK)
【付記】
前回(豚ロース)のときは、生姜をスライスしたり、生にんにくを潰して使いましたが、今回は簡単に作れるように市販のチューブを使うことにしました。
作り方
タレを準備
小鍋にタレの材料をすべて入れて混ぜておきます(まだ火にはかけません)。
【付記】
後から他の大きめの鍋にタレを移し替えることに・・・。
なお、前回(豚ロース)のときよりも、配合する水の量をなんとなく減らしてみました。
肉を準備
スライスされた豚バラを丁寧に広げ、脂身の方向を同じにして積み重ねます。
たこ糸でしばる
タコ糸を左から右へ、右から左へグルグル巻きにして縛ってかたまり肉にし、再ブロック化します。
【付記】
縛ると、肉の長さが増します。そのため、タレを大きめの鍋に移し替えることになったわけです。
購入する肉の量を120gくらいに減らして、薄切りを積み重ねた後に、半分の長さに切り、さらにそれを積み重ねても良かったかもしれません。
表面を焼く
フライパンに少量のラードを入れ、中火で加熱し、肉を転がしながら焼きます。
表面に焼き色がつけばOKで、中まで火を通す必要はありません。
【付記】
前回(豚ロース)のときよりも、焼き色を濃い目にしました。
焼いているときに、両端のスライス肉がばらけやすいので、もう少し端までタコ糸を巻いた方が良かったかもしれません。
煮る
焼いた肉をタレの入った鍋に移し、火にかけていったん煮立たせます。
その後、中火〜弱火でタレが弱くふつふつする程度に調節し、40〜50分ほど煮ます。
ときどき肉を転がして、全体にタレをなじませます。

【付記】
前回(豚ロース)のときよりも、鍋を大きめにしたこと、水の量を減らしたこと、煮る時間を長くしたことから、タレが煮詰まりやすかったので、途中から様子をみて鍋に蓋をしました。
冷ます
火を止めたら、煮汁ごと容器に移して冷まします。
室温まで冷めたら、冷蔵庫に入れて4時間ほど冷やしました。
切る
でき上がったチャーシューを取り出して、タコ糸をはずします。
とりあえず、半分に切ってみました。
ミルフィーユ状になった肉の切り口に、巣が入っている部分が少しありますが、他はほぼ密着しています。
次に、肉を積層した面と同じ方向にスライスしました。
※スライス方向で食感が変わるため、この工程は重要。
【付記】
完成した段階で「さて、どうやって切るか?」ちょっと悩みました。
断面がミルフィーユ状になる切り方をすると、食感が得られないと思ったので、このようにスライスしました。
※注意:肉が硬くて、脂で滑るし、片手で押さえて包丁で切るのは怖いし、危ないです。なので、フォークや金串などを刺して固定して、包丁よりもセレーション刃のステーキナイフを使うと安全に切れると思います。

保存
ラーメン用に、スライスの一部分はラップして冷蔵保存しました。
【付記】
見た目は、ほぼラーメンに入っているような豚バラブロックチャーシューになっているので、スライスする方向は正解だったと思います。
トッピング
濃厚醤油ラーメンにトッピングしました。
後日、購入する肉の量を半分以下にして、タレの配合を簡略にしても作っています。
そちらも参考にしてみてください。
記事リンク→『ごつ盛り富山ブラックを自作ミニチャーシューで“チャーシュー麺化”したら満足感がすごかった』
最後に
今回、薄切り豚バラを使った再ブロックチャーシューを試作しました。
味はよく染みていて、チャーシューそのものです。
でも、もう少し薄味でもいいかなということと、油がかなり抜けていることから、タレの水の配合量はもう少し増やして、煮る時間をもう少し短くしてもいいのかな?と思いました。
それから、スーパーで豚肩ローススライス肉も売っているので、それを使っても同じように作れるかも知れません。
結論として、薄切り豚バラでも再ブロック化して作れば「見た目・味ともにチャーシューとして十分成立する」と感じました。
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