Adapt セラシールと皮膚保護シールの違いは?

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結論は、ほとんど違いを感じないです。

では、少し前置きから。

永久人工肛門の私KenUは、ホリスター(Hollister)のツーピース ニューイメージをメイン使用の装具にしています。
最近では、面板をFWFテープ付きから、セラミドが配合されたセラプラス テープ付に変更することにしました。

セラプラス5枚/箱のほうが100円安いです。

ホリスターは、いろいろな製品でセラミド配合製品への切り替えを進めているようです。

「セラプラス™外周シール」を新発売し「アダプト外周シール」を販売終了(2023 年 11 月 30 日(木)出荷分まで)しています。

また、「カラヤシリーズ及び関連製品」製品を販売終了(2024 年 6 月 28 日(金)出荷分まで)し、その代替にセラプラスシリーズを類似製品として列挙しています。


本題です。

KenUはアダプト皮膚保護シール(以下、「皮膚保護シール」という。)を使用しています。
そのシール製品にセラミドが配合された製品が販売されました。

海外での製品名は ” Adapt CeraRing Barrier Ring ” で、日本での販売名はアダプト セラシール(以下「セラシール」という。)になっています。


いまのところ、セラシールは直径48mmの製品だけです。
いずれ、直径98mmの製品も販売されて、皮膚保護シールは販売中止になるのではないかと想像します。

左:セラシール スリム直径48mm、 右:皮膚保護シール直径98mm


ということで、セラシール スリム(Slim)を試用しました。

KenUの場合、3分の1に切って、きしめんみたいに伸ばして、ストーマ周囲皮膚にぐるり1周巻くように貼ります。
その上から、ストーマホールをやや大き目に開けた面板を貼ります。
つまり、面板ホールとストーマ間の皮膚を覆って便の接触を防ぐ目的でシール製品を使用しています。

セラシールは、皮膚保護シールと同じフレックステンドM皮膚保護剤にセラミドがプラスされたものと説明されています。
(成分:CMC、ペクチン、フルイドPIB、マイクロファイバー、セラミド)

セラシールの使用感は、皮膚保護シールとほとんど変わらなかったのと、リムーバーでの剥離性が皮膚保護シールよりも良い印象でした。
装具交換時にリムーバーを使って剥がしたときに、セラシールの粘着成分が皮膚に残らなかったのは良かったです。


つぎに、過去記事『ストーマ外来からの夏休みの宿題!?TREシール試用レポート』と同様に、膨潤性と粘着性の比較実験をして動画を作りました。

まずは、膨潤性。
膨潤には、体液の浸透圧と等しいポカリスエット(等張液)を使用しています。

セラシールと皮膚保護シールとで、膨潤性に違いはなかったです。


次に、指触による粘着性試験(指タック試験)。
指が乾燥荒れしていて接着しやすい条件でしたが、セラシールと皮膚保護シールで粘着性に大きな違いはありませんでした。


それぞれの価格を下表に示します。

アダプト セラシールアダプト 皮膚保護シール
品番88157815
規格(スリム)直径:48mm 厚さ:2.3mm直径:48mm 厚さ:2.3mm
入数10枚/箱10枚/箱
金額3,300円 (税込)2,750円 (税込)


セラシールは皮膚保護シールよりも価格が1.2倍になっています。
1枚あたりの価格差にすると55円。
ニューイメージ面板ではセラミド入り(セラプラス)のほうが安価なのに不思議です。

セラシールの直径98mmが製品化されたときに値段が安くなればよいですが、この価格差で皮膚保護シールから切り替えるメリットがあるかどうか。
もう少したくさん試してみないと結論を出せそうにないです。

ホリスターの英語版オストミーケアプロダクトカタログにはセラシールの説明が記載されていて、翻訳すると次のとおりです。

以下、余談です。

過去2019年の記事で紹介した、直径98mmストーマシールの切り取りテンプレートの作り方とひな形を2024年に更新しています。
過去記事リンク ⇒『ストーマシール切り取りテンプレートを改良

5等分割、6等分割、7等分割、8等分割、9等分割、10等分割、12等分割、14等分割、16等分割のテンプレートをPDFファイルでダウンロードできるようにしています。


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