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さて、KenUは、永久人工肛門(ストーマ)になってから、サイド吊り型サスペンダーを使用してズボンをはくようになり、「ストーマで困るのはズボンと下着と入浴とセックス」という記事に書いています。
何本か購入しているのですが、はずれのサスペンダーもあり、クリップが比較的すぐ駄目になってしまったものがあります。
今回は、そのサスペンダーを買い替えるのももったいないので、クリップだけを交換して復活させてみたので、その方法を紹介したいと思います。
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駄目になったのは、BOSTONのサスペンダー(ネイビーカラー)です。※下写真はクリップ交換済
実はこれ、購入したときからクリップが弱めで、少し厚手のズボンに使用したら、わりとすぐに挟む力が弱くなってしまったんです。
ベージュ色の同じものも使用しているのですが、そちらはまだなんとか使えています。
でも、BOSTONサスペンダーのクリップの品質はいまいちですね。
その点ではTANIWATARIサスペンダーのクリップはよくできています。
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交換用に購入したクリップはこちら。
”くわえカン5個セット シルバー サスペンダークリップ”をアマゾンで購入。
鉄製で、表面光沢もなく、見た目クオリティーは低いですが、とりあえずこれでOKとします。
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では、交換手順です。
まず、クリップの金具をラジオペンチで広げて、フラップを外して分解します。
サスペンダー側のクリップも同じようにして分解します。
なお、サスペンダーの吊り革にぶら下がっているワイヤー金具は外さずに、そのまま使用します。
そして、そこに新しく購入した交換用クリップの部品を取り付けます。
ラジオペンチで金具を狭めて、フラップを取り付けます。
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とまあ、こんな感じであっという間に簡単に出来ました。
下写真、右側がビフォー、左側がアフター。
で、もう片側も交換して・・・
はいっ!完成です。
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以上、サスペンダーのクリップの交換方法を紹介しました。
使用感は、ワニ口のパチンと挟む力は強くなりました。
耐久性については、交換したばかりなのでわかりません。
ワニグチの凹凸樹脂を固定している、かしめ(金色の金具)がむき出しなので、そこが直接ズボンの繊維にあたると生地を傷めるかもしれませんから、高級ズボンには使用しないほうがよいかも知れません。
交換用のクリップを購入するときには、色々な形状・構造のクリップが販売されていますから、現在使用しているサスペンダーのクリップと同じような構造になっているか、交換可能かどうかをよく調べてから購入したほうがよいでしょう。
[2017.2.3追加]
もう一本のボストンサスペンダーのクリップもついに交換しました。
[2017.4.9追加]
急につかみが弱くなったので、今度は、めぐみ手芸からNO.19シリコンクリップ(21mmX38mm)を購入して交換しました。
このクリップはわりと上質で良いです。
タニワタリサスペンダーで使用しているものと同じかもしれません。
※後日、サスペンダーメーカー(Taniwatari)から、クリップ交換の方法を教えてもらいましたので、そちらの記事も参考にしてみてください。
記事リンク ⇒ ” 動画『ホルスター型サスペンダーのクリップ交換』をアップロード ”
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