私KenUは、2014年の永久人工肛門造設後の2016年に姪の結婚式に列席しました。
その際『結婚披露宴の美味しい料理も控えめに食せば大丈夫』という記事を書きました。
そして今回は次女の結婚式に列席しました。
ストーマライフも10年以上になると、イベント中にストーマが暴れないようにコントロールできるようになってきます。
そこで今回は、どのような準備をして臨んだのかを紹介します。
他のオストメイトの中には、「特別なことをしなくても全然問題ないよ」と思う方もいるかもしれません。
しかし、私は慎重派なので万が一に備えて対策をします。
また、実際に、新幹線車内や外出先で、便の排出に苦労したり、嫌になった経験が何度かあります。
今回のイベントでは、娘の父親として列席し、バージンロードを歩くなど、セレモニーの脇役として様々な役割がありました。
とくにストーマにはおとなしくしておいて欲しい場面が多かったため、事前にコントロールを行いました。
つまり、当日に排便が起こりにくいように調整したのです。
以下は、あくまでも私個人の方法として説明します。
ストーマ装具交換タイミングの調整
イベント前日に普段使用しているツーピース装具を新しいものに交換し、当日は綺麗な装具で臨みます。
その際、比較的値段が高いツーピース装具を1日〜2日使用するだけで交換することがないように、値段の安いワンピース装具の装着により、日程調整をしました。
今回は、今後使うつもりがなかった ” イーキンドット ” が1枚残っていたので、それを1日だけ装着しました。
腸の調整
多く飲酒をすると、便が柔らかくなり、下しやすくなります。
そこで、イベントの3日前に多めに飲酒することで下痢を誘発し、腸内にたまっている便を排泄しました。
イベントの2日前からは禁酒して便排泄コントロールを行いました。
食事コントロール
脂っこい物や乳製品を多く含む物を食べると、便が柔らかくなりやすく、下痢しやすいです。
KenUの場合は、飲酒に加えて、カレー、ラーメン、とんかつ、クリームシチュー、中華などを食べると、とくに便が柔らかくなる傾向があるようです。
そのため、イベント前日はこうした食事を避けるようにします。
パンや米など炭水化物は便が固くなる傾向があり、前日の食事は次のようにしました。
【昼食】
・ヤマザキ ランチパック たまご
・スーパー内ベーカリー スパイシーチキンフィレパン
・味の素 スープDELI® まるごと1個分完熟トマトのスープパスタ
【夕食】
・更科そば(トッピング:きつね、おろし、ねぎ)
・おにぎり(具:さけフレーク)
お昼は少し脂質が多めだったかもしれません。
便がやわらかい=水分が多い=ボリュームが大きくなりますが、固い便は水分が少なく、ボリュームが小さくなるうえ、ストーマパウチから排出しやすくなります。
食事を抜く
イベント当日は、朝から食事を摂りません。
これがとても効果的です。
摂取したのはコーヒー1杯のみ。
結婚式当日のストーマの様子
さて、ここまで対策をした結果、どうなったかというと・・・
イベント当日の朝、ストーマパウチには全く便がたまっていませんでした。
東北新幹線車内、イベント会場でも、便の排泄はゼロ。
結婚式の最中もストーマは動かず、まったく問題なし。
披露宴の食事開始は14:30からでしたが、役割が多く、あまり食事を摂る時間がありませんでした。そのため、ストーマもほとんど動かず、排泄はありませんでした。
そして、帰宅したときのストーマパウチ内には、硬めのコロコロした小さな便の粒が3つ入っているだけでした。
以上、KenUのイベント前の対応を紹介しました。
このように準備をすることで、楽しいイベントの最中にストーマ装具からの便の排出を心配することなく、1日を快適に過ごすことができます。
【関連記事リンク】
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『いつストーマパウチの便を捨てたらいいのか』
余談
プロカメラマンに結婚式の撮影を頼んでいるのに、次女からは、KenUにも写真を撮ってほしいと頼まれました。
式の間は撮影できないので、披露宴の要所要所で可能な範囲で写真を撮影しました。
なので、食事に手をつける暇もないほど忙しかったです。
おそらく、普通は新婦の父親が披露宴中に撮影に夢中になることはないと思いますが、まあ、これも一つの思い出ですね(笑)。
もちろんプロの撮影の邪魔にならないようにすることも心がけて、遠くからのショットが多くなりました。
撮った写真は編集して、フォトブックとして注文済みです。
【後日】フォトブック出来上がりました。
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