インターネット上に、様々なAI画像生成ツールを見つけることができます。
そのうち、無料で使えて、初心者でも使い方が比較的簡単なツール、ディープドリームジェネレータ(Deep Dream Generator)で遊んでみたので、紹介します。
Deep Dream Generatorは、ユーザーが元になる画像をアップロードして作風を指定すると、AIが解析して新たな画像を生成します。
でも、これがなかなか難儀です。
というのは、気に入る作風になるには、どう指定すればいいのか?パラメータをどう選べばいいのか?が全くわからず、かなりの試行錯誤が必要だからです。
以下、自分が試行錯誤して理解した範囲で、Deep Dream Generatorの使い方を説明していきます。
なので、間違ってたらごめんなさい。
また、AI画像生成作品の例も紹介します。
まず、画像生成の設定画面から見ていきましょう。
deepdreamgenerator.com にアクセスします。
サインアップしてアカウントを作らなくても、 Log in をクリックしてFacebook か Google で ログインすれば使用できます。
画面右上に表示される「Generate」ボタンをクリックすると、英語の画像生成設定のページが開きます。
今回は、日本語に翻訳して説明します。

↓ ブラウザ上で右クリックして、日本語に翻訳。

画面右上の ” 雷4 ” は、エナジーといって最初20あります。
画面一番下中央の ” -5雷 ” は、画像生成で消費されるエナジーです。エナジーが不足すると画像生成できません。
時間経過とともに、少しずつエナジー充電されて増えていきます。それでも、無料のマックス充電量は ” 雷20 ” です。
まず、「基本イメージ(オプション)」ボタンをクリックして、画像をアップロードします。
次に、画面上「テキストプロンプト」に生成イメージを入力します。
英語の設定画面でも、日本語で入力して大丈夫です。そこはAIですから、言語理解できるわけですね。
でも、なんて入力したらいいのか、さっぱりわからないので悩みます。
次に、「AIモデル」のプルダウンメニューから、Artistic(アーティスティック;芸術的)、PhotoReal(フォトリアル;写実的)、Fantasy(ファンタジー;幻想的)、Stable(ステーブル;安定)などを選びます。
「効果の強さ(%)」を変えると、生成画像の変化レベルが変わります。
あとは、デフォルトのままで、「Generate(生成する)」ボタンをクリックします。
細かな設定をするとエナジー消費量が大きくなって、たくさんテストできなくなります。
では、生成した画像を見ていきましょう。
元画像は、我が家の猫 ” えるちゃん ” 、アメリカンショートヘア(♀メス)の写真です。
【設定】
テキストプロンプト「野生の動物」、AIモデル「アーティスティック」、効果の強さ「60%」



動物指定しちゃったから、未知のいきものになってしまいました。
もののけ姫にでてきそうな感じです。
なので次は猫を指定します。
【設定】
テキストプロンプト「野生の猫」、AIモデル「アーティスティック」、効果の強さ「60%」








ちゃんと猫になりました。でも、背景を森にしてほしかったな。
今度は、AIモデルをファンタジーに変えて生成させてみます。
【設定】
テキストプロンプト「都会の動物」、AIモデル「ファンタジー」、効果の強さ「60%」








なんか、ディズニーの3Dアニメ映画に出てきそうなキャラクターになりました。
ファンタジーにするとコミカルになりますね。
動物指定するとやっぱり未知のいきものになるので、猫指定で生成させてみます。
【設定】
テキストプロンプト「野生の猫」、AIモデル「ファンタジー」、効果の強さ「60%」








あまり野生的ではなくて、男の子っぽいねこちゃんになりました。
じゃあ、次。
【設定】
テキストプロンプト「都会の猫」、AIモデル「ファンタジー」、効果の強さ「60%」








おしゃれな首輪をつけた、えるちゃんと同じ女の子のねこちゃんになりました。
やっぱりディズニーっぽいですよね(笑
ということで、Deep Dream Generatorの簡単な使い方とAI画像生成作品の例を紹介しました。
個人的な感想としては、生成画像を見ても、「ん~、だから?」しかないです。
AIが勝手に作図するから、楽しくも何ともないし、やっぱり自分の感性で絵を描くほうが楽しいです。
見る側としても、作者へのリスペクトが生まれない作品なんてつまらないですよね。AIにリスペクトしないでしょ?
Deep Dream Generatorが役に立つとしたら、キャラクターづくりでの参考にするくらいでしょうか。
最後におまけで・・・
あお君、ミヌエット(♂オス)の場合、不良になりました(笑
【設定】
テキストプロンプト「野生の動物」、AIモデル「ファンタジー」、効果の強さ「60%」




表紙のアイキャッチ画像も、このあお君の写真を使って生成しました。
人間の女の子、ファンタジー、70%で、何でそうなるの?
ほぼ、アナと雪の女王のキャラ!!
別の写真で、DRAGON、ファンタジーとアーティスティック、40%で画像生成すると、可愛い龍と仮面ライダーの怪人のような気持ち悪い龍に。

