今回、私KenUは、かねてからの懸案事項、キッチンシンク下扉の化粧フィルムを修繕しました。
案外綺麗に、簡単に、比較的安くできたので紹介します。
Before
現在の住居に引っ越して29年。
かなり以前から、引出しや扉の化粧フィルムがところどころ破れていました。
とくに取っ手周辺部分がひどい。
そのせいで、数か月前に次女とKenUは怪我をしました。
取っ手を握ろうとした瞬間、破れた化粧フィルムの浮き上がった端が指爪の間に刺さって、指から出血。
フィルムの浮き上がりをセロファンテープで押さえる一時しのぎをしたものの、長い時間が経っていました。
After
さて、一体どのように修繕したのか?
もったいぶらずに、劇的ビフォーアフターをお見せします。
いいでしょ?
では、以下にリメイクの仕方を説明していきます。
化粧フィルム貼り換え
じつは、かなり以前から、貼り換え用の粘着剤付き化粧フィルム(リメイクシート)が、百円ショップ(ダイソー)やAmazonで安く販売されているのは知っていました。
でも、それらは品質的に懸念があり、買う気がしません。
キッチン用であり、失敗をしたくないので、
・シックハウス症候群対策がなされていること
・不燃であること
・抗菌・防カビ性があること
・再剥離可能粘着特性があること
・気泡が入りにくく綺麗に貼れること
を満たすものが欲しいところ。
で、見つけたのがサンゲツのリアテック。
友安製作所のオンラインストア(←参照リンク)の壁紙・壁材専門店で購入しました。
リメイクシート・粘着シート サンゲツ リアテックのページ(←参照リンク)で、テクスチャー、カラー、機能を選択すると、画像サンプルが表示されて選ぶことができます。
テクスチャー/木目、カラー/ベージュ・ブラウン、機能/抗菌、抗カビをチェックして表示された中から、CC-TC-5113(←参照リンク)を選びました。
1m以上10cm単位での購入が可能で、2m40cmで11,544円+送料1,210円=合計12,754円(税込)で購入しました。



化粧フィルムの貼り換え方は、次に説明する①と②、2とおり試しました。
②のほうが簡単でおすすめです。
①切断後貼り合わせ法
・スライド丁番のねじを緩めてキッチン扉を外します。
・取っ手のねじを外します。
・古い化粧フィルムを剥がします。
・剥がしたフィルムをひな形にして、全く同じ大きさにリメイクシートをカッターナイフで切り取ります。
・取っ手ねじ穴になる部分も切り抜きます。
・リメイクシートの剥離紙を剥がして、キッチン扉に正確に貼り付けます。
・取っ手と扉を元に戻して終了。
この方法の場合、大きいカッティングマットと長い金尺がないと、カッティングするのが結構めんどくさいです。
また、正確に、ずれなく、真っすぐにぴったり貼るのが難しいです。
②貼り合わせ後切り取り法
・スライド丁番のねじを緩めてキッチン扉を外します。
・取っ手ねじを外します。
・古い化粧フィルムを剥がします。
・剥がしたフィルムより一回り大きめに、ざっくりとリメイクシートを切り取ります。
・リメイクシートの剥離紙を剥がして、キッチン扉に大体真っすぐに貼り付けます。
・リメイクシートのはみ出した部分をカッティングマットの上でカッターナイフで切断します。(※Rになっている部分はカッターナイフではなく小型はさみで切り取りました)
・取っ手ねじ穴の裏からドリルを刺してリメイクシートに穴を開けてから、はさみで穴を切り取ります(下写真)。
・取っ手と扉を元に戻して終了。
このリメイクシート、リアテックは粘着面にエア・スルー加工が施されていて、エアが抜けやすい構造になっているので、コツ不要で気泡が入らず、綺麗に貼れました。
リメイクシートは、これがおすすめ。
おわりに
大きめのリメイクシートを貼ってから余分を切り取るやり方が簡単で、短時間で綺麗に仕上げられます。
丸1日かからないくらいで、キッチン全体の作業を完了できると思います。
ちなみに、KenUの場合は、途中で足や手指がつったりしたので、2日に分けて行いました。



イメージチェンジして、妻にも喜ばれました。
ついでに、もっとおしゃれにしたくなったので、あとからハンドルも交換してみました。
システムキッチン自体をリフォームしたの?と思われるくらい、洗練されたキッチンに生まれ変わって、大大大自己満足です。



ちなみに、ハンドルは、ビスピッチ84mmのものを見つけられなかったので、DIYパートナー(←参照リンク)にカスタムオーダーしました。
ロックウェル ハンドル(←参照リンク)9個を送料込み、税込み、ディスカウントありで、6,992円で購入しました。