私KenUの自宅のトイレは、2019年8月まで汲み取り式でした。
その後、水洗トイレに変わり、TOTO のウォシュレット一体形便器GG1-800 リモデルタイプを設置しました。
今回はじめて、トイレの防臭に係わる部分のお手入れをしました。
まずは脱臭フィルターのお手入れからやっていきます。
作業の前にコンセントプラグを抜いておきます。
脱臭フィルターを引き抜くと、すごいことに。
3年8か月分のほこりが溜まっていました。
取扱説明書に目をとおすと、掃除の目安は月に1回となっています。
電気シェーバー清掃用ブラシでほこりを取り除き、きれいになった脱臭フィルターを差し込んで終了。
つぎに、脱臭カートリッジ(触媒組品)挿入口のルーバーを取り外します。
マイナスドライバーを差し込んで、上に持ち上げながら手前に引きます。
脱臭カートリッジのつまみを掴んで引っぱり出します。
新しい脱臭カートリッジを押し込んで、ルーバーをもとに戻して終了。
以上で、脱臭関連のお手入れ完了です。
じつは今回、お手入れに際して、間違えた品番の交換部品を購入してしまいました。
ちゃんと取扱説明書を見て、脱臭フィルター(TCM3667)と脱臭カートリッジ(TCA83-8R)を注文したにもかかわらず。
脱臭フィルターの正しい品番はTCM2234。
予備のつもりで買ったわけですが、形状が違うので取り付けできません。
脱臭カートリッジの正しい品番はTCM1788。
でも、サイズが全く同じだったので、取り付けられました。
なぜ間違って購入してしまったのか?
それは、便器の製品名は同じなのに、マイナーな仕様変更がなされていたからです。
KenUは、ほとんどの取扱説明書をメーカーサイトからダウンロードして、クラウドのエバーノート(Evernote)にアップロードして管理しています。
保管した紙のトリセツをいちいち探して取り出すのが面倒だからです。
それで、GG1-800を設置した当初にTOTOのホームページからダウンロードした取扱説明書が ↓ こちら。

製品品番は、CES9312型(TCF9312L)です。
なお、記載されている脱臭カートリッジTCA83-8は入手不可能で、TCA83-8Rに変わったとの情報がありました。
現在(2023年3月30日)TOTOのホームページからダウンロードできる取扱説明書が ↓ こちら。


製品品番がCES(TCF)9314型に変わっています。
便座の裏面に、製品品番TCF9314Lと表示されていますし、きちんと確認しなかったKenUがいけなかったということです。
以上、おトイレのお手入れについて書きました。
ときどき取扱説明書を再確認して、ただしくお手入れしたほうがよさそうです。
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以下、余談です。
CES(TCF)9314型のトリセツのタイムスタンプは2019年9月17日になっていて、KenUがトイレを設置した後の日付です。
TOTOさんにやられちゃいました(笑
仕様変更したときに、製品名もGG1-801とかに変えてくれたら良かったのに。
無駄にした消臭フィルターは安価(150円)だったので、ドンマイです。
また、念のためTOTOに問い合わせてみました。
その回答は、「現在取付けていただいている『TC83-8R』につきましてはお手数ではございますがすみやかに取り外していただき、正しいカートリッジを取り付けていただきますよう、お願いいたします。」とのこと。
なので、楽天で再注文しました。
TCA83-8R(Lot.220728)とTCM1788(Lot.220907)とを比べてみると、どう見ても同じものとしか思えません。
納得いきませんが、もめ事を起こすのも面倒なので取り付け直しました。
でも、内部の触媒が異なるのか?性能が違うのか?を再度TOTOに問い合わせました。
その回答は、「カートリッジそのものの性能に差はございませんが、メーカーといたしましては機種ごとに補修部品として設定している品番の部品をご使用いただくようご案内をさせていただいております。そのため、誠に恐縮ではございますが対象製品が異なる脱臭カートリッジの使用につきましてはご案内をいたしかねます。」とのこと。
解釈すると、形状も性能も同じだから使っても問題ないけど、メーカーとして設定した品番以外のものを使っていいとは言えない。ってことでした。
ロット番号印字のフォントが違うので、製造下請け会社が違うとか?
間違えた自分が悪いので、これ以上は何も追及しません。