47都道府県別・珪藻土バスマットのごみの区分、捨て方一覧

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先日、2年程使用した珪藻土バスマットの吸水力が低下してきたと感じたので、新しいものを購入しました。
問題は、「不要になった珪藻土バスマットをどのようにして捨てたらよいのか?」ということ。
そこで今回、珪藻土製品の廃棄方法を調べた結果を発表します。
「陶器として捨てればよい」などと、いい加減なことを書いているインターネットサイトがあるので、注意が必要です。


まず、捨てようとしている珪藻土製品が、石綿(アスベスト)を含む製品かどうかの確認が必要です。
石綿(アスベスト)が含まれている、または含まれている可能性がある珪藻土製品の場合には、メーカー等が自主回収します。
回収方法などについては、各メーカー等に問い合わせします。

我が家の珪藻土バスマットは、2020年10月3日に、ニトリで1,173円(税別)で購入しました。
幅40cm X 奥行55cmサイズのもので、2020年12月31日にニトリに持ち込んで、石綿(アスベスト)を含まない、回収対象外の製品であることを確認済みです。 (←過去記事参照リンク)


今回、全国47都道府県の県庁所在地を対象に、各市のホームページ(公式サイト)から珪藻土バスマット、珪藻土製品の捨て方を調べました。
ほとんどの自治体で「石綿(アスベスト)を含む製品は市のごみ収集には絶対に出さないでください。」となっています。
メーカーが分からない、アスベストを含むかどうかわからない場合には、各自治体で対応方法が異なり、個別に収集する場合、対応が決まるまで自宅保管をお願いする場合、持ち込みのみ対応する場合など様々なので、各自治体への確認が必要です。


ということで、以下に全国地方別に、” 石綿(アスベスト)を含まない珪藻土製品 ” の捨て方を発表します。
表をクリックすると別タブで拡大表示できます。


東北地方では、盛岡市での捨て方が分かりませんでした。
岩手県の他の自治体では、「市側でアスベストを含むものかどうか確認ができないので、収集も受入れもしない。」といった市がありました。


関東地方では、宇都宮市と新宿区での捨て方が分かりませんでした。
栃木県の他の自治体では、「市側でアスベストを含むものかどうか確認ができないので、収集も受入れもしない。」といった市がありました。
新宿区については、個人のホームページで「電話でのみ粗大ごみの申し込み可能」といった情報を見つけました。


中部地方では、福井県、山梨県での捨て方が分かりませんでした。
岐阜市も分かりませんでしたが、岐阜県の他の自治体で、埋立ごみとして収集する市がありました。
新潟は「燃やすごみ」になっています。記載間違いでしょうか?


近畿地方では、三重県で捨て方が分かりませんでした。
京都市は「燃やすごみ」になっています。記載間違いでしょうか?


中国地方では、広島市での捨て方が分かりませんでしたが、広島県の他の自治体で、埋立ごみや不燃ごみになる市がありました。
徳島市では、市役所まで持ってきてくださいということです。


九州地方では、長崎市での捨て方が分かりませんでしたが、長崎県の他の自治体で、不燃ごみになる市がありました。
那覇市は、「粗大ごみ」ではなく「そ大ごみ」だそうです。


以上、県庁所在地の珪藻土製品の捨て方を調べた結果でした。
今回の結果は、公式サイトが分かりにくくて捨て方を見つけられなかっただけの市もあるかも知れませんし、記載間違もあるかも知れませんし、内容を保障するものではありません。
また、2022年11月以降に捨て方が変更になる自治体もあるかも知れないので、珪藻土製品を廃棄する時点において、改めてご自身が居住する自治体での捨て方を確認するようにお願いします。

それぞれの市のごみ分別に関するホームページから廃棄方法が分からない場合には、そのページに記載の問い合わせ先(環境局、環境部、環境課など)に電話して、「アスベストを含まない珪藻土マットの捨て方を教えてください」といって製品の大きさ(縦横の長さ)を伝えれば、ごみの出し方を教えてもらえます。


以下余談です。
今回調べていて、自治体によって、調べやすいホームページ、調べにくいホームページ、レベルの違い、親切、不親切など、様々に感じられる部分があり興味深かったです。
今回の記事に類似するKenUのブログ記事には、「47都道府県中オストメイトに優しいのは?1道、1都、1府、11県です。」、「正しいストーマ装具の捨て方・分類は在宅医療廃棄物の可燃ごみ、出し方は自治体ごとにばらばら」、「ストーマケアアクセサリー(付属品)も給付対象になる法律がある」などがあります。
全国自治体の違いシリーズ記事は、今後も増えるかも知れません。

我が家の珪藻土バスマットはどうなったのかというと・・・
まずは、ニトリで新しい珪藻土バスマット(カイテキサラサラ IV)、 幅29cm X 奥行39cm サイズを999円(10%税込み)で購入しました。
そして、お手入れ方法に「目の細かい道具(サンドペーパー300~400番くらい)で表面の汚れを削り落とすと吸水効果が復活します。」と書かれていたのです。
「そうだったのかっ!!」というわけで、古い珪藻土バスマットは捨てずにサンドペーパーがけしてして回復させて、新旧二つ並べて使用しています。

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