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さて、以前「いきなり大型バイク購入。納車されました。」という記事を書きましたが、今回は、そのヤマハMT-09のミラー交換方法を記事にしたいと思います。
交換した理由は二つ。
1)ミラーがハンドルよりかなり外側にはみ出しているので、ガレージの駐車スペースとる。
2)後方が確認しにくい。(いつも体を横にずらしてミラーを見ている。)
ということからです。
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新しく取り付けたミラーは、タナックスのナポレオンミラー クロス2(TANAX NAPOLEON CROSS2)。
ネジ径10mmの正ネジの左右セットをAmazonで購入しました。
ミラー形状のカッコよさよりも視認性重視と保安基準に適合しているのでこれにしました。
YAMAHAのバイクに正ネジのミラーを取り付けるには、ネジの向きを変換するアダプターが必要なので、これもAmazonで購入。 ※逆ネジボルトが付属しているミラーには不要。
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交換前に、まずは、ミラーの取外し方と取付け方の予習から。
MT-09の取り扱い説明書に書いてあります。(PDFファイルはヤマハMT-09のホームページからダウンロードできます。)
右バックミラーは左ネジ(逆ネジ)。
左バックミラーは右ネジ(正ネジ)。

逆ネジアダプターとミラーのパッケージの説明書にも目をとおします。

すると、次のことがわかります。
・パッケージ左のナット(高さ合わせスペーサー)は「正ネジ-正ネジ」になっているのでクラッチ側に取り付ける。
・パッケージ右のナット(逆ネジアダプター)は「逆ネジ-正ネジ」になっているのでブレーキ側に取り付ける。
・これらを左右別々に取り付けることでミラーの高さが同じになる。
「10mm正ネジのミラーを片側が10mm逆ネジの車両に取り付ける時に使用します。」ときちんと書いてあります。
なるほど、なかなか親切な組み合わせの商品です。
また、パッケージには警告と注意が書いてあります。
・「付属のワッシャー」は必ず使用する。
・ネジが折れる恐れがあるので、モンキースパナや柄の大きな工具は使わないようにして、「締め付けトルク」に注意する。
※付属ワッシャーの塗装に所々ムラがあったので、サクラマイネーム(黒マジックペン)で塗りました。
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いよいよ、作業開始。

工具は17mmのスパナを使用。
京都機械工具(KTC) スパナ S2-1417
←Amazonで見てみる。
ブレーキ側(逆ネジ)のナットは、時計回りにグゥ~ッと回します。
すると、ねじはガクッと一瞬で緩みます。
なお、ナットの塗装やメッキを剥がさないように、スパナとの間に何か挟むとよい?
写真では見えませんが、KenUは薄いウレタンフィルムをはさみました。
ねじがゆるんだら、手でミラーごと同方向にグルグルと回して外します。

同じ要領で、クラッチ側(正ネジ)のナットは、半時計回りにグゥ~ッと回してゆるめてミラーを外します。

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結構簡単です。
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つぎに、アダプターの取り付け。
ブレーキ側には逆ネジアダプターを取り付けます。
手で締まるところまでねじを締めます。 工具を使わないで「手」でですよ。
そうしたら、スパナで1/10回転(約36℃)だけ半時計回り方向に締め付けます。


ビフォーアフターの写真の違いわかります?
そんなに回してないでしょ?
ねじ折っちゃうと最悪ですから。
同じ要領でクラッチ側にも高さ合わせスペーサーを時計回りで取り付けます。

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最後に、ミラーの取り付け。
左右ミラー(正ネジ)をグリグリと時計回り方向に一番奥まで回して、適当な角度になるように回し戻して、ミラーのナットを締め付けて終了。
ミラーのナットを締めるときには、アダプターのナットをモンキースパナで押さえて回らないようにします。

※ナットの塗装を傷つけないように、約12cmの長さに切ったコピー用紙を巻いてみた。

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デフォルトのミラーとどれくらい違うかというと・・・

幅が狭くなって、高さが高くなって自分自身の腕が映りにくくなり、後方が見やすくなりました。

以上、MT-09のバックミラー交換手順でした。
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