我が家のミヌエットの「あおくん」は、いわゆる「そそう星人」。
思わぬところでおしっこやうんちをする子なので、子猫の頃は家に誰もいなくなるときや就寝時には猫用ケージに入れていました。
今では、トイレ以外で排泄しそうな場所の対策はしたので、ケージの扉は常時開放していて、ケージとしては使用していません。
そこで今回、猫用ケージをキャットタワーとして使えるようにDIY改造したわけです。
以下にその作り方などを紹介します。
改造キャットタワー
改造方法は単純です。
手作りキャットステップ(以下「ステップ」と略。)をケージ内に増設し、ケージ上部の網を取り外しただけ。
ステップ設置の際、ケージのワイヤー位置の関係で、ステップの高さ間隔にはあまり自由度がありません。
そのため、猫が無理なく移動できるようにステップの幅を決めました。
ステップの材料
今回、猫用ケージをキャットタワー化するために使用した材料は次のとおりです。
- 木材:メルクシパイン集成材(厚さ15mm × 長さ390mm × 幅220mm)× 2枚
- フック:ワイヤーネット用 壁面取付金具(猫ケージ棚板金具として代用) × 8個
- クッション:EPDM・ゴムスポンジ角紐(厚さ5mm × 幅10mm)長さ20mm × 8個
- 透明両面テープ:ニトムズ(10mm幅)No.539R
- 水性ウレタンニス:和信ペイント(透明クリヤー・つやあり)
- ねじ:ステンレス トラス頭タッピングねじ(4mm × 12mm) × 16本
- サンドペーパー:240 / 400 / 600 / 800番
木材は、ウッディヨネダ木材DIY通販サイトで指定サイズジャストカットで2枚購入しました。
フックは、Amazonで購入しました。
その他の材料は、ホームセンター・ダイシンや100円ショップ・ダイソーで購入しました。
ステップ作成手順
作業の概要は次のとおりです。
- 木材の4隅の角を1cmだけ当て木をしてクラフトソーで垂直にカット
→(過去記事参照リンク:『猫のうんち対策でダイニングベンチを改造してみた』) - 角張った部分全てを手で触れて痛くない程度に240番サンドペーパーで丸める
- 240番サンドペーパーで全体にやすり掛け
- 水性ウレタンニスで3回塗り
– 1回目:水で薄めて塗布→乾燥→400番サンドペーパー
– 2回目:水で薄めて塗布→乾燥→600番サンドペーパー
– 3回目:原液で塗布→乾燥→800番サンドペーパー(仕上げ) - ねじ用の下穴あけ
- フックをねじで取付け
なお、下穴のあけ方のポイントがあります。
- 下穴の位置は、ケージのワイヤーの位置と間隔、フックの幅を考えて金属スケールで正確に測り、適切な位置に印をつける
- 印にきりで軽く穴をつける(そうすることでドリルの先端が逃げて位置ずれするのを防ぐ)
- 4mm × 12mmのタッピングねじに対して、直径3mmのドリルを使用し、10mmの深さに穴を空ける
- ドリルには、下穴の深さの位置に旗のようにテープを巻く(そうすることで、木くずが旗ではじき飛ばされ、ドリルの深さ位置が確認しやすくなる)
不具合の発生と対策
これで完成、と思ったのですが、取り付けてみると問題があることがわかりました。
ケージのワイヤーの外側同士の間隔が413mmで、フック金具の内側同士の間隔が425mmなので、12mmの開きがあります。
つまり、ワイヤーネットと金具のクリアランスが大きいため、猫が乗ったときに、ステップが左右にずれて上下にバタつくため、ガタンガタンと大きな音がしました。
その解決方法として、ちょうど家に 5mm × 10mmのゴムスポンジ角紐が余っていたので、20mmの長さに切り、両面テープでフックの内側に貼り付けました。
すると、ワイヤーがゴムスポンジ面に当たり、ステップの左右のずれがなくなりました。
これでステップのバタつきが解消されて、安定してばっちりでした。
思えば、ステップの長さを390mmではなく、フックの寸法を確認した上で、380mmにしていればこのような問題は生じなかったと思います。
猫ケージ用ステップアップテーブルの作製
じつは、これまでケージ内の床に置いていたステップアップテーブル(以下「テーブル」と略。)というものがありました。
でも、最近になって長女にあげてしまいました。
そこで、今回のキャットタワー化にともなって、あらためて2号テーブルを作ることにしました。
ちなみに、初号テーブルは、2号テーブルと違い、メルクシパイン集成材を使用しています。(過去記事参照リンク:『猫ケージ用ステップアップテーブルをDIY』)
テーブルの材料
今回、2号テーブル作製に使用した材料は次のとおりです。
- 木材(天面用):桐集成材( 厚さ13mm × 長さ390mm × 幅200mm)× 1枚
- 木材(脚用):桐集成材(厚さ13mm × 長さ280mm × 幅200mm )× 2枚
- 水性ウレタンニス:和信ペイント(透明クリヤー・つやあり)
- 補強金具:和気産業 カラー特厚金折 黒 45mm IH-146 × 4個
- ねじ:ステンレス 皿頭タッピングねじ(3mm × 10mm)× 16本
- ボンド:GPクリヤー(速乾・透明)
- クッション材(脚用):ニトムズ 戸あたり消音テープ 厚さ3mm × 幅10mm ブラック E0272
木材はホームセンター・ダイシンで厚さ13mm × 長さ600mm × 幅200mmを2枚購入し、店舗で必要な長さに切断(無料)してもらいました。
補強金具とねじは、ホームセンター・カインズホームで購入しました。
ボンドは、これまでの工作で使って家に残っていたものを使用しました。
テーブル作製手順
作業は、初号テーブルとやや異なるところもありますが、ほぼ同じです。
- 木材の角張った部分全てを手で触れて痛くない程度に240番サンドペーパーで丸める
- 240番サンドペーパーで全体にやすり掛け
- 水性ウレタンニスで4回塗り
– 1回目:水で薄めて塗布→乾燥
– 2回目:水で薄めて塗布→乾燥
– 3回目:水で薄めて塗布→乾燥→400番サンドペーパー
– 4回目:原液で塗布→乾燥 - ねじ用の下穴あけ
- ボンドで接着と同時に補強金具取付け
- 脚下にクッション材を貼る
下穴あけのポイントは・・・
- 木材と補強金具を実際にテーブルの形に組み、きりで軽く穴をあけて印をつける
- 補強金具と木材の組合わせ位置が分からなくならないように、組み合わせ番号を書いたマスキングテープを貼る
- 3mm × 10mmのタッピングねじに対して、直径2mmのドリルを使用し、9mmの深さに穴を空ける(※桐が柔らかいので、あれば1.5mmのドリルのほうが良い。)
桐集成材は軽くて安価というメリットがありますが、見た目がいまいちで、メルクシパイン集成材のほうがかっこよく作れて好きです。
さらに、桐は液体の吸い込みが大きいというデメリットがあります。
そのため、ニス塗りを4回することになり、作業が少し面倒でした。
桐は柔らかいので、しっかりニスを塗らないと猫の爪で傷つきやすくなるでしょう。
サンドペーパーがけは、表面のザラザラ感をだしたかったので、ほどほどにしました。
結論として、猫用に桐集成材を使うのは適当でないと思いました。
なお、今回は、初号テーブルよりも幅が20mm狭くなり、高さを約2cm低くしましたが、猫が乗るには問題ないようです。
猫ケージ最上段用棚板の作製
さらに、後から猫ケージの最上段に棚板を作製し設置しました。
その際、ケージ上部コーナーの接続具を、100円ショップで売っているコーナー用ワイヤーネットスタンドに交換しました。
最初は、Amazonで見つけた、40cm × 20cmのワイヤーグリッドパネルを取り付けてみました。
しかし、(1)ケージのワイヤー間隔と異なること、(2)強度的に弱くしなること、から使えないと判断しました。
ちなみに、結束バンドで固定する方法も考えられますが、見た目が安っぽくなるので、使いたくないという「こだわり」があります。
棚板の材料
棚板作製に使用した材料は次のとおりです。
- 木材:桐集成材( 厚さ13mm × 長さ390mm × 幅250mm)× 1枚
- フック:ワイヤーネット用 壁面取付金具 × 4個
- クッション:EPDM・ゴムスポンジ角紐(厚さ5mm × 幅10mm)長さ20mm × 4個
- 透明両面テープ:ニトムズ(10mm幅)No.539R
- 水性ウレタンニス:和信ペイント(透明クリヤー・つやあり)
- ねじ:ステンレス トラス頭タッピングねじ(4mm × 12mm) × 8本
- サンドペーパー:240 / 400 番
- セメダイン 超多用途接着剤 スーパーXハイパーワイド 10mL
木材は、重心を低くしたかったので、軽いので桐集成材を使用しました。(※テーブル作製のセクションで猫用には向いていないと書きましたが・・・)。
幅はステップやテーブルより広めの250mmにしました。
フックの固定では、桐集成材は柔らかく、ねじ止めだけでは不安だったので、接着剤も併用しました。
棚板作製手順
作り方は、ステップとほぼ同じです。
異なるポイントは次のとおりです。
- 水性ウレタンニスで3回塗り
– 1回目:原液で塗布→乾燥→400番サンドペーパー
– 2回目:原液で塗布→乾燥 (※サンドペーパーがけなし)
– 3回目:原液で塗布→乾燥 (※サンドペーパーがけなし) - 4mm × 12mmのタッピングねじに対して、直径2.5mmのドリルを使用し、9mmの深さに下穴を空ける (※フック金具厚みが2mm、柔らかい木材のため、下穴を小さめ、浅めに)
桐集成材の場合、ニスを薄めて塗ると水分を吸ってふやけやすいので、原液で塗るのが良いようです。
すると、2回目、3回目のサンドペーパーがけは不要でした。
*
最上段棚板取付け時の注意点があります。
ケージ最上部のワイヤーはステップ取付け部のワイヤーより太いので、フックのねじが当たります。
ワイヤーの塗装を傷つけたり、ねじ山がつぶれてフックを外せなくなることも考えられます。
ねじを使わずに固定する方法を考えてもよいかもしれません。
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