【AI活用】ChatGPTに聞いたアイデア出しに有効なプロンプトは専門家より異端

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AI活用シリーズ 第3弾!!
本当に面白い、誰も考えもしない内容なので、ぜひ最後まで読んでくださいね。

今回は、雑誌プレジデント 2025年10月3日号『AI活用術』のコンテンツの「AIを使って『考える天才』になる方法」について、一石を投じます。
取り上げるのは、Step2「発想」のコンテンツ。
まず私KenUの考えを述べ、ChatGPTに問いかけました。


プレジデントの記事の概要を簡単に整理すると……

  • アイデア出しのプロセスでは、同じメンバーでは出てくるアイデアがワンパターンに陥りがち
  • リアルな専門家を入れたいが、契約の手間や費用がかかり、ハードルが高い
  • AIならば、このハードルを越えられ、複数の専門家をプロンプトで設定することにより普通のメンバーとは異なる視点でアイデアを出してもらえる


しかし、メーカーで数々の製品開発を手掛けてきた私の経験からすると、次のように異論があります。

  • ブレーンストーミングは、専門家よりも素人のアイデアのほうが有意義なことが多く、プロンプトに複数の専門家を設定する意義は薄い
  • せっかくのAI活用なのに、専門外的な視点からの発想を制限してしまう
  • そもそもAIはあらゆる分野の専門家なので、あえて専門家を限定することに意味はない

そして、ChatGPT-5に問いかけてみたところ……

筋が通っています。「専門家を設定する」プロンプトは、アイデア発想という文脈だと必ずしも最適ではありません。理由を整理すると:

1.専門家限定の弱点

  • 視野が狭くなるリスク
    専門家は正しいけれど「ありきたりな」枠組みに縛られる傾向がある。AIに「専門家」と指示すると、過去の知識体系に沿った無難な答えを出しやすくなる。
  • 素人発想の欠落
    人間のブレストでも、素人の自由すぎるアイデアからイノベーションの芽が出ることが多い。AIにとっても「専門家」指定は、この突拍子のなさを抑制する可能性がある。

2.AIの特性を踏まえると…

  • AIはすでに膨大な分野知識を持っているため、あえて「専門家A、B、Cを設定」と縛らなくても、自然に多角的な発想を出せる
  • むしろプロンプトで「専門家以外の視点からも出して」とか「常識外れな発想も許可」と明示する方が、バランスが取れる

3.より良いアプローチ例

  • 「10人の発想チームを想定してください。内訳は、専門家3人+素人3人+子ども1人+未来人1人+SF作家1人+ライバル企業の社員1人」 のように、 多様な観点をミックスする。

なので、「多数の専門家を設定すればいいアイデアが出る」という記事の指摘は、ちょっと片手落ちかもしれません。
AIは万能な専門家であると同時に、素人役や異端視点も演じられるという強みがあるので、わざわざ専門家限定に縛ると逆に発想の幅を狭めてしまう気がします、とのこと。


さて、ここからが本記事の面白いところ……

ChatGPTからは、「専門家+素人+異端混合」という代替提案がありました。

  • 専門家 ⇒ 確度の高い提案
  • 素人 ⇒ 固定観念に縛られない自由な発想
  • 異端(例:子ども視点、未来人、ライバル視点、SF作家など) ⇒ 想像の飛躍・逆張り的発想

これらを組み合わせることで、現実的でありながらもユニークなアイデアに落とし込めます。
AIの場合、これら全部をいっぺんにこなせるので、プロンプト次第で「混合チーム」を即座に作れるのが強みです。

その有効性については、人間のブレストを考えれば分かりやすいでしょう。

ChatGPTによれば、異端には、動物視点、宇宙人視点、古代人、特定の国の人…など、いろいろ何でもありで、通常では全く想像のつかない「ありえない視点」もちゃんと模倣可能。
そして、これが人間のブレストにはない強みとのこと。

プロンプト例
「あなたは12人の発想チームです。専門家、素人、子ども、未来人、動物(猫、鳥)、宇宙人がアイデアを出します。それぞれの立場でユニークな発想を述べてください。」

発想例
🐦 鳥「空から見ると広告は屋根に描いた方がいい」
👽 宇宙人「重力のない環境でしか使えない発想はどうだ?」


まさか動物をブレストに加えるなんて、全く考えも及びませんでした(笑)。
確かに、ペット用の新製品開発には有効かもしれませんね。


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