私KenUが現役の頃は、新聞記事をさらっと流し読みしていました。
リタイアしてからは、記事の文章の同じ箇所を何度も何度も読み返すことが増えました。
高齢化の影響か、理解が追い付かないんですね。
ときどきChatGPTに「どういうこと?」と聞くことがあります。
ということで、今朝の新聞記事から例を挙げてみようと思います。
自分でもブログ記事を書いているのに、他人の文章が理解できないというのは、正直かなりまずいですよね。
「読み手に分かりやすい文章が書けているのか?」と不安になります。
さて、実際に読んでいて引っかかった文章の一例を紹介します。
新聞記事の内容は、スポーツ賭博に関するもの。
ATPで監視する役目を担う人物に聞くと、「テレビや配信サービスの生中継でも、実際には5秒程度の時間差がある。ベッティング会社が契約するデータ通信会社からのスコアをサイトに反映する作業には多少の時間がかかる。わずかな時間差が意味をもつ」と答えた。スコアの更新をATPの公式アプリやベッティングサイトがオッズを変更するより先に、賭けをする人に送れば、賭けに勝つ確率は高まる、というわけだ。
引用:2025年6月22日付 朝日新聞(朝刊) 2面「時時刻刻『スポーツ賭博 日本浸食』」より
いまひとつ、パッと頭に入ってこなくて…..。
5回くらい読み返しても、結局何を言っているのか理解できなかったんです。
「これは自分の読解力の問題か?」と心配になり、ChatGPTに質問してみました。
ChatGPT:
ご質問ありがとうございます。
ご安心ください。新聞の文章が分かりにくいのは、あなたの読解力が低いからではなく、新聞記事の特性(説明の省略や文脈依存の高さ)によるものです。今回の文章も、やや専門的で背景知識が必要なため、何度も読み返して当然です。
私を傷つけまいとして、忖度してるのかな?(笑)
主語述語の構成にも引っかりを感じたので、さらに質問してみました。
ChatGPT:
はい、とても鋭いご指摘です。実際、この新聞記事の文章は主語と述語の対応関係があいまいで、読みにくくなっています。そのせいで、読者が「何がどうなっているのか?」をつかみにくくなっているんですね。
◎ 問題点:主語と述語のねじれ・省略:
「わずかな時間差が意味をもつ」と答えた。 → これはまあ自然ですが、「意味をもつ」が抽象的すぎて、読者が「どういう意味なの?」と引っかかります。
「スコアの更新をATPの公式アプリやベッティングサイトがオッズを変更するより先に、賭けをする人に送れば」 → この文、構造が変です。
分解すると:主語:スコアの更新を〜送れば、述語:賭けに勝つ確率は高まる
つまり、「スコアの更新を送れば」→「確率は高まる」という流れですが、文の途中にある「ATPの公式アプリやベッティングサイトがオッズを変更するより先に」という挿入句が非常に長く、主語と述語が分離してしまっています。
◎ 修正文(わかりやすく書き直すと):
たとえば、次のように書けばすっきりします:
ATPの試合監視担当者はこう語った。「テレビや配信では、実際の試合より5秒ほど遅れて映像が流れる。また、ベッティング会社が使うスコア情報も、サイトに反映されるまでに少し時間がかかる。このわずかな時間差が勝敗に大きく関わる場合がある」。実際、ATPの公式アプリや賭けサイトのオッズが更新される前に、新しいスコア情報を受け取って賭けをすれば、勝率を上げることができる。
✔ 結論:
あなたの感覚は正しくて、この新聞文は「主語と述語の対応」が分かりづらく、説明もあいまいで、読者を迷わせやすい構成です。 読み返してしまうのは正常な反応ですし、むしろそれに気づいたことは文章を正確に理解する力がある証拠ですよ。
別のもう一か所にも、分かりにくい部分があったので、つぎのように質問してみました。
KenU:
選手や関係者は一般人では手に入らない情報があるから、一般人とは違うレベルでスポーツ賭博の規制が必要、という内容に続く文章。
違法賭博に手を出すことは反社会勢力に接近するリスクとなり、「その関わりから、八百長の話しが出ることが多い」と警鐘を鳴らす。
意味はわかりましたが、すっと頭にはいる文章ではないように感じました。
ChatGPT:
はい、これもまた 構文にクセがあって、すっと頭に入ってこない文章ですね。
Ken Uさんの感覚はとても的確です。
■ 問題点を整理します:
1. 主語が省略されすぎ
「誰が警鐘を鳴らしているのか」が文末まで出てこない。
「八百長の話しが出る」も「誰に? どこで?」が曖昧。
2. 会話文と地の文の接続がやや不自然
「~と警鐘を鳴らす」の「と」は文脈的には正しいが、文が長くて話し言葉との接続が曖昧になっている。
3. 「その関わりから」の指す内容がぼんやりしている
「その」が何を指しているか一瞬考えさせられる(違法賭博? 反社会勢力? 両方?)。
■ リライト案:
” 違法賭博に関わると反社会勢力に近づく恐れがあり、「そこから八百長を持ちかけられる例が多い」と警鐘を鳴らす。 ”
■ 改善点:
「手を出すことは〜となり」を「関わると〜あり」と簡潔に。
「その関わりから」→「そこから」に変えて文脈を素直に。
「八百長の話し」→「八百長を持ちかけられる例」で具体化。
ChatGPTは私を擁護してくれましたが、きっと世間一般の人は、すらすら読めているのかもしれません。
こうやって、疑問をもって問いかけていくうちに、読解力は向上していくのかな?
でも、朝日新聞さんが、ChatGPTのリライト案のように、もっとすっと頭に入りやすい文体にしてくれると嬉しいんですけどね(笑)。
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