1986年、44マグナム(次元大介、ダーティーハリーの拳銃;S&W M19)を撃ってみたくて会社の同僚とグアム島旅行に行ったときに、現地で見つけた腕時計。
二十年ほど使用し続けたあるとき、街の時計屋さんに電池交換をお願いしたら、一日に数時間も遅れるようになっちゃったんです。
それまでは正規店に電池交換をだしていたので後悔しました。
で、時計屋さんにクレームも言えないし、その後十数年ほったらかしにしてました。
最近ふと「ダンヒル ミレニアム オーバーホール」でビングってみると、こんなに古いクオーツ時計なのに、修理サービスをいくつも見つけたのが復活のきっかけです。
思い立ったが吉日で、料金表を見比べたり、見積りを比較して ” ウォッチ・ホスピタル ” に修理を依頼することに決めたわけです。
修理までの流れは次のとおり。
- 7/9 LINEの友達登録⇒時計画像を送信⇒概算見積り
- 7/9 インターネット WEBフォームから修理依頼
- 7/12 午前中に時計の梱包材が配達され、同時に集荷・発送(着払い)
- 7/20 現物確認による見積り(上限価格)⇒ 修理依頼回答
- 7/22 完了予定日の連絡
- 8/20 作業完了報告と料金の連絡⇒配送日指定
- 8/21 料金の銀行振り込み
- 8/22 午前中に時計を受領
お盆休み連休を挟んだのに、完了は早かったと思います。
【Dunhill Millennium 修理費用内訳】
- OH(オーバーホール) ¥18,000
- 新規ご利用割引 ¥-2,000
- LINE登録割引 ¥-500
- 電池 ¥2,000
- 回路 ¥6,000
- 防水テスト ¥0(サービス)
- 超音波洗浄 ¥0(サービス)
- 消費税 ¥2,350
- 送料 ¥0
- 総額 ¥25,850+銀行振り込み手数料¥550=¥26,400




内装パーツに関して「回路(劣化)」 が交換になった他は、部品交換は発生せず、社内規定の許容範囲内の精度に合格したとのことです。(※後日KenU自身での測定結果:月差ー8秒)
ちゃんと動かないのに想い出が詰まって捨てる決心がつかなかった時計が、正常に動くようになってとっておく価値ができて、オーバーホールして本当に良かった。
ちなみに、別途有料のポリッシュ(研磨)サービスもあるそうなので、激しい傷がある場合には依頼するとよいでしょう。
やっぱり、クオーツは自動巻きと違って針が止まらないからいいですよね。
腕につけると、↓ こんな感じ。
小さくて、薄くて、軽量のケースサイズ32mm、厚さ6.85mm、重さ55.4g。
ムーブメントは、タグホイヤーにも搭載実績のある ETA 955.412 Quartz。
外観は、18K GOLDのベゼルとクラウンに金メッキベルト、サファイヤクリスタル風防など、高級感とデザイン性に優れたビンテージ腕時計です。
ちなみに、G-SHOCK X-treme G-LIDE DWX-100-4BTの重さが57.5g、OMEGA SEAMASTER 300 MASTER CO-AXIALの重さが167.4gですから、ダンヒルの軽さがよく分かります。
ベルトの隙間の汚れは、シェーバーなどに付属している硬めのブラシにハンドソープをつけてこすって、水で洗い流すとかなり綺麗になりました。
このとき、時計本体にハンドソープが付かないように注意します。
後日、ベルト長さの変え方の記事を書きました。
リンク ⇒『Dunhill ミレニアムの特殊なベルト調整のしかたをマイクロで説明』
以下、余談です。
現在ダンヒルは腕時計を販売していません。
ヤフオクとかメルカリをみると、Dunhillミレニアム中古品が数千円で取引されています。
購入する場合は、オーバーホールに出すことを前提にしたほうがよいでしょう。
なお、ケースサイズ26mmのレディースモデルもあるので、メンズモデルと間違えないようにしましょう。
KenUのミレニアムは、1986年当時、グアム島の空港免税店で12万円くらいで購入しました。
当時の為替レートは1ドル168円くらい。
日本国内での販売価格は、24万円くらいだったと思います。
KenUはまだ入社2年目で、1985年入社時の大卒初任給(月給)が14万8000円だったので、今思うと結構いい買い物でした。
クレジットカードの利用可能限度額が10万円で、それ以上の買い物だったので、VISAカードとJCBカードの2枚を使って決済したのも覚えています(笑
*
後日、1988年のDunhill Millennium Ref.DQ2(白文字盤)の価格表を見つけました。
メンズモデルが£575(英国ポンド)、レディースモデルが£525。
1988年の為替レートは1ポンド230円、1.78米ドルくらいなので、約¥130,000、$1,000。
ですが、日本では1989年に消費税が導入されるまで、「物品税」というものが課税されていました。
腕時計は第二種の物品に該当し、税率は最高40%もありました。
| 番号 | 種目 | 品目 | 税率 |
| 14 | 時計類 | 1 時計のうち、貴金属製、べつこう製、さんご製、こはく製、ぞうげ製又はしつぽう製(以下この号において「貴金属製等」という。)の側を用いたもの及び貴石若しくは半貴石又は金若しくは白金を用いたもの | 40% |
| 2 時計側、文字板、指針及び竜頭のうち、貴金属製等のもの及び貴石若しくは半貴石又は金若しくは白金を用いたもの並びにムーブメントにこれらの一部を組み合わせたもの | 40% | ||
| 3 時計及び時計側並びにムーブメント | 10% |
さらに、輸入業者のマージン、卸商のマージン、小売店のマージンも上乗せされますから、舶来の高級腕時計が海外定価の2倍近くなるのも理解できます。
*
ブレスレットケースを購入しました。
Amazonアソシエイトリンクから見てみる ⇒ https://amzn.to/3MuFFAw
でも購入後に楽天でもっといいの見つけてしまいました。

*
ちなみに、2024年に放送のTVドラマ『あのクズを殴ってやりたいんだ(あのクズ)』で俳優の奈緒さん(さとう ほこみ役)が、このブログと同じDunhill Millennium シルバーダイヤル・メンズサイズの腕時計を着けています。
ほこみが生まれる前に販売された腕時計になるので、母親から譲り受けたという設定なのでしょうか?それとも、中古品を購入したという設定なのでしょうか?
IKINARI LARCをもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで送信されます。






