昨年の年末、時計・宝石店の新聞チラシをみて、婚約・結婚指輪のリサイズができることを知りました。
かなりの月日が経ってしまいましたが、妻の2つのウエディングリング(※1)をリサイズしました。
さて、加工賃や仕上がりの出来具合はいかほどか?
※1: 日本では “マリッジリング” という呼び方をしますが、英語では一般的ではないそうです。
結婚35年。
妻は何年も結婚指輪(以下「リング」という。)をしていません。
その理由は、指の関節が太くなって、リングが入らないからとのこと。
仕事などで指をよく使う女性は、指関節が太くなりやすいらしいです。
チラシのお店にリングを持ち込んで、リサイズの見積りをとってみると、まあまあ許容できる値段だったので、サイズ直しをお願いすることにしました。
リサイズする1つ目のリングは、結婚後数年経ってからペアで購入した、株式会社パイロット(Pilot)のトゥルーラブ(True Love)(←参照リンク)。
ラインナップのうち、ダイヤモンド埋め込みありのM375Dで、材質はプラチナ900(Pt900)と18金ピンクゴールド(K18PG)。
号数14のリングを号数16.5にリサイズアップ(※2)して、料金は17,820円(消費税込み)でした。
※2: 英語では、”resizing up” または “enlarging”
仕上がり具合は、切断・つなぎ目が全く分からないほど良好です。

やっと、お出かけの際にペアでしていけるようになり、不倫に疑われないようになりました。
KenUのリングは、ダイヤモンドなしのM375です。
傷だらけですね。
2つ目は、35年前の結婚当時に妻のだけ作ったリング。
メーカーは不明ですが、材質は18金(K18)にプラチナ950(Pt950)。
号数13のリングを16.5にリサイズアップして、料金は18,480円(消費税込み)でした。
通常は、周囲に模様や彫り柄が入った指輪はサイズ直しを受けないそうです。
でも、妻にとって結婚当初の思い出深い、お気に入りのリングということで、「デザインが変わってしまいます」ということを了解の上、リサイズをお願いしました。
リングを切って広げて、18Kを溶接してつなげるので、出来映えは ↓ このようになります。
素人目では、繋ぎ部分にさらに斜めにプラチナを溶接して盛り上げて削れば、それほどデザインは変わらないような気もします。
でも、プロができないというのであれば仕方がありません。
Pt950だからというのもあるのかな?
指輪サイズ直しは、山梨県甲府に工房がたくさんあって、そこで加工してもらうそうです。
妻が言うには、繋ぎ部分を指の内側にすれば問題ないとのこと。
それでいいのかっ!(笑
以上、2本の結婚指輪のリサイズ料金は、合計36,300円でした。
この値段で新品のリング2本は買えませんから、リサイズしてよかったです。
以下、余談です。
結婚当時に、妻のだけウエディングリングを作って、KenUのを作らなかった理由は・・・
仕事で指輪が邪魔になり、しないものを買ってももったいないし、違和感があるものを身に着けるのが嫌だったということ、などです。
仕事で化学実験したり理化学機器を使ったりするので、指輪をしていたら危険ですし。
後に、機械装置の可動部に指輪がひっかかって、指を切断することになった人がいて、会社では指輪禁止になっています。
なのに、あとからペアリングを作った理由は、KenU自身が独身者に見られるのが面倒臭くなったから。
エピソードを一つ紹介するならば、コンビニ事件があります。
KenUが36歳くらいのとき、仕事帰りによく寄ってたコンビニがあります。
普段は娘さんがレジ番をしていて、たまにお母さんが交代します。
ある日、レジ番だったお母さんがKenUの名前を聞いてきて、それから「うちの娘どうですか?」って。
娘さんがKenUのことを気に入ってたらしくて。
で、「え?ごめんなさい、私、既婚者なんです。」ってお母さんに謝りました。
「決して、娘さんをたぶらかすつもりはなかったんです。期待させて申し訳ありませんでした。」とまでは言いませんでしたが(笑
宮城県内のいなかだから、お婿さん探しとかで、そういうのって、よくあるんですかね。
会社のパートさんから「この子どう?」とか聞かれたり、告白されたりしたこともありました。
みんな、指輪の有無で独身かどうか判断するんですね?
それで、KenUは指輪をするようになったというわけです。
言い忘れてましたが、今回、妻の立て爪プラチナ台ダイヤモンド エンゲージメントリング(婚約指輪)もリフォームに出しています。
それについては、後日紹介したいと思います。