昨年 ” 長く乗るほどオトク?・オートモービルの維持ポリシーを考える ” (←参照リンク)という記事を書き、自動車を短期間で買い替えると損をすることを把握しました。
そこで今回、一般的に自動車がどれくらいの年数使用されているのか調べてみました。
以前、” オストメイト人口の現在と将来・人工肛門保有者数の推計方法 ” という記事を書き、その根拠として、政府統計の総合窓口(e-Stat)で公開している統計データをもとに解析しました。
様々な統計データが、様々な機関から公表されているので、利用しない手はありません。
自動車に関する統計データには、一般社団法人 自動車検査登録情報協会(自検協)による「わが国の自動車保有動向」(←参照リンク)があります。
そこでは、「平均車齢」と「平均使用年数」という指標が示されています。
平均車齢とは、日本国内でナンバープレートを付けている自動車が初度登録してからの経過年の平均。
1981年から年々増加する傾向にあり、2022年3月末の乗用車(軽自動車を除く)の平均車齢は9.04年。
平均使用年数とは、初度登録年度ごとに1年前の保有台数と比較し、減少した車両を1年間に抹消された車両とみなして、国内で新規(新車)登録されてから抹消登録するまでの平均年数とのこと。
2022年3月末の乗用車(軽自動車を除く)の平均使用年数は13.84年。
上記から、車を9年前後乗るのは普通で、14年以上乗っているとすれば、大切に長く乗っていると言えるでしょう。
さて、私KenUの勤めていた会社の駐車場には、300~400台の通勤車両が出入りしています。ざっと見まわしても、短期間に車を乗り換えている人はあまりいないようです。
女性の場合、車はたんなる足、走ればよいという感覚で車種や性能にあまり関心のない人が多く、男性の場合、車好きの人、そうでない人様々ですが、よく調べて購入する傾向があるので、同じ車を長く乗り続ける人が多いようです。
20万キロ乗っているという人もざらにいましたし、20年オーバーの古い車も見かけます。
KenUが最も長く乗った車は、TOYOTA カルディナ 2.0G 4WD(マニュアル車)で、12年所有しました。
運転しやすくて気に入っていたし、全く故障しない(※1)いい車だったので、劣化した塗装を全塗装しなおして、へたったサスペンションを交換すれば、まだまだ乗れたんですけどね。
※1:経年劣化部品、タイミングベルト、マフラーは交換
GLA220は、いろいろな意味で、いつまで乗り続けられるかなぁ?


