先月、あお君にマイクロチップが装着されていないことが判明しました。
そこで、あお君を三種混合ワクチン接種のため動物病院に連れて行ったついでに、獣医師に相談してマイクロチップを装着してもらいました。
今年、あお君の去勢をしてもらった動物病院です。
令和4年6月1日から、ブリーダーやペットショップ等で販売される犬や猫について、マイクロチップの装着が義務化されました。
・環境省ホームページリンク→「犬と猫のマイクロチップ情報登録について」
以前から飼っている犬や猫については、下記Q&Aのとおり装着義務はありません。
Q. ペットショップ以外から入手した、又は以前から飼っている犬や猫に装着の義務はありますか?
引用:環境省・日本獣医師会リーフレット(full.pdf (env.go.jp))「犬や猫の飼い主向けQ&A」より
A. 義務ではありませんが、犬や猫が迷子になった場合などにマイクロチップが装着されていると飼い主のもとへ戻る確率が高まります。できるだけ装着と登録をお願いします。
ということで、あお君の場合は未装着でも違反ではありません。
しかし、地震、その他の災害によって離ればなれにならないとも限らないし、努力義務となっているので装着するのが望ましいです。
もう一匹の猫ちゃん、えるちゃんは装着しています。
さて、実際に獣医師により行われた装着の手順は次のとおりです。
1. 聴診器、触診等による診察で健康状態が確認されます。
2. マイクロチップリーダーで、体内にマイクロチップが埋め込まれていないことが確認されます。
3. 針付きシリンジにマイクロチップが組み込まれたコンビネーションデバイスで、猫の首の後ろの皮膚の下に注入されます。(※このときのあお君は、無言、無表情でした。)
4. つぎに、マイクロチップリーダーで、マイクロチップを検知できることが確認されます。
たったこれだけ、ものの数分で終わります。
そして、病院からマイクロチップ装着証明書が発行されます。
証明書のマイクロチップ識別番号欄には、コンビネーションデバイスに付属しているバーコードラベルが貼付されます。
今回の動物病院での料金は、
初(再)診料 500円
三種混合ワクチン 5,000円
マイクロチップ 4,000円
合計 9,500円(税抜)+ 950円(消費税)
でした。
マイクロチップ装着だけの場合は、5,000円程度になります。
ちなみに、自治体によっては、マイクロチップ装着費用に関する補助・助成があります。
→ マイクロチップ装着費用に関する補助・助成事業を行っている自治体一覧 [PDF:83KB]
マイクロチップを装着したら30日以内に情報登録をする必要があります。
環境省の ” 犬と猫のマイクロチップ情報登録サイト(https://reg.mc.env.go.jp) ” にアクセスし、オンラインで簡単に登録を済ませることができました。
登録に難しい操作はありません。
ただし、サイトにアップロードするマイクロチップ装着証明書のコピー画像データを準備しておく必要があるので、複合機プリンターで当該証明書をスキャンしました。
iPhoneで写真撮影をする場合には、影が写らないように横から撮影して、iPhoneの画像編集の傾き補正機能を利用すると、簡単に綺麗な画像にできます。
登録には手数料(非課税)300円が必要で、クレジットカード決済又はPayPayのコード決済で支払うことができます。
決済すれば登録はすぐに完了し、登録証明書(PDF)が発行されるのでダウンロードします。
また、登録完了メールにも登録証明書が添付されます。
登録証明書に記載の暗証記号は、情報変更などの手続に必要で、第三者に開示しないよう大切に保管しなければなりません。
証明書のPDF電子データをPCとクラウドに保存しただけでは不安だったので、複合機プリンターでプリントアウトしたものも保管しました。
写真光沢紙に印刷したものは、とても立派で見栄えがします。
以上、あお君のマイクロチップ装着から登録までを説明しました。
あお君の様子は、おそらく午前中に接種したワクチンと影響と思いますが、帰宅後は元気と食欲がなくて、夕方までじっとして寝っぱなしでした。
でも、夜には動き出してご飯を食べて、翌日にはいつもどおりの元気を取り戻していました。