2022年1月から家族の仲間入りをした2匹の猫の安全対策のため、DIYで数々の工夫・創作・作製をしてきました。
今回は、猫ちゃんの通り道が地震で塞がれないように対策を講じました。
我が家のタンスの裏は、結露防止・カビ発生予防のため、若干の隙間を開けています。
猫ちゃんは、その隙間に入り込むのが大好きで、けもの道になっています。
しかし、宮城県では比較的大きな地震がよく起こり、フローリングのタンスは転倒しないものの、激しくスライドします。
なので、猫ちゃんが隙間にいるときに、万が一大きな地震が起きて、タンスと壁の間に挟まれやしないかと心配になります。
そこで、タンスの裏にスペーサーを設置しようと思い立った訳です。
スペーサーの材料は、カインズ(CAINZ)で工作用に安く販売されている半端木片の中から、ちょうど良いサイズのものを見つけてきました。
幅9cm x 長さ17cmのものが1個58円。
木片は切らずにそのまま紙やすり掛けをして、角を丸め、水性ウレタンニスを塗って乾かして、また紙やすり掛けして、ニスを二度塗りしました。
そこは猫爪に耐えられる必要があるので、手間暇かけました。
スペーサーの設置は4箇所(全体の両端2箇所と和タンス・ワードローブ・洋タンスの継ぎ目2箇所)。
スペーサーを設置したところに、えるちゃん(アメショ)が入ってきました(笑
幅9cmでも楽々通り抜け。
これで地震が起きても、猫ちゃんは大丈夫でしょう。
ちなみに我が家のタンスを動かした地震歴は次のとおりです(カッコ内は自宅の震度)。
2003.5.26 三陸南地震(震度5強)
2003.7.26 宮城県北部地震(震度5強)
2005.8.16 宮城県南部地震(震度5弱)
2008.6.14 岩手・宮城内陸地震(震度6弱)
2011.3.11 東北地方太平洋沖地震(震度6強)と余震(震度6弱)
2021.3.20 宮城県沖(震度5強)
2022.3.16 宮城・福島震度6強地震(震度6弱)
話は変わって・・・
妻は、にゃんこ達がお風呂場に侵入しないか心配とのことで、ドアの外側からロックを掛けるんです。
コイン溝回しのロックになっていて、すぐに開けられないので、ロックされるとKenUはちょっとイラッときます。
なので、自分でつまみを取り付けました。
過去にレバーハンドルを交換したときに取っておいた古い部品(→過去記事リンク)のつまみ部分を取り外して、コイン溝に上手くはまるように底面を彫刻刀で丹念に削り、接着剤でくっつけました。
余談ですが・・・
脱衣所と浴室の段差をなくすバリアフリーリフォームをした人がいますが、地震で浴槽から残り湯が溢れた際に、リビングにまで水が流れてフロア全体がびしょ濡れになったそうです。
バリアフリーも考えものです。