☆
以前、「スマートフォン用バイクマウントホルダーの予防的落下防止対策」という記事を書きましたが、バイクでiPhoneのGoogleマップのナビを使うときには、やはり音声案内が欲しいと思いました。
それで、フルフェイスのヘルメットをBluetoothハンズフリーヘルメットに改造してみようと思ったわけです。
そのときに悩むのが、どんなスピーカーをどうやってヘルメットに仕組むか?ということ。
で、工具を使わずに、改造も全く不要で、超簡単にAraiのQuantum-Jにイヤホンを取り付けることができ、まったく耳が痛くならない、どこも痛くならない方法を記事にしたいと思います。
*
まず、ヘルメットから頬パッドを外します。
組み込むスピーカーは、SONYのウォークマンに付属していたインナーイヤー(開放型)イヤホンです。
*
下写真のように頬パッドの生地をちょろっとめくって、あご紐を通す部分の穴にイヤホンをはめます。
たったそれだけ(笑
*
*
*
頬パッドをヘルメットに取り付けて完了です。
左右のイヤホンをつないでいるコードは首の後ろのパッドの下に押し込んで潜り込ませ、ヘッドホンジャック差し込みプラグがついたコードは、頬パッドの横から出します(上写真)。
※2019年9月22日に、取付け方を改良しました。
リンク⇒アライヘルメットにインナーイヤーイヤホン取付ける方法・その2
*
iPhoneのナビを使うときは、Bluetoothレシーバーを取り付けずに、延長コードで直接接続してもOKですね。
スピーカー径が小さくて、耳から少し離れた位置への設置になるので、音量は小さ目になりますが、安全上バイクの運転中に周囲の音が聞こえなくなるほど音量を上げることはないので、ちょうどよい具合です。
ネット検索すると、audio-technica 耳掛け式ヘッドフォン ATH-EQ300M BKを仕込む記事がでてきますが、アライのヘルメットには取り付けられそうにもなかったのと、耳かけ式の大きいサイズのイヤホンを仕込むと耳が痛くなるという書き込みもあったので、今回、家で眠っていたインナーイヤーイヤホンを引っ張り出してきたわけです。
あとは、ヘッドフォンアンプ搭載のBluetoothレシーバLBT-PAR500AV(←エレコム参照リンク)を購入して取り付けます。
ELECOM エレコム iPhone6s/6s Plus対応 Bluetooth レシーバ デュアルアンプ搭載 class1 NFC機能搭載 ブラック LBT-PAR500AVBK
←Amazonアフィリエイト画像リンクから見てみる。
*
一応、法律的なことも書くと・・・
各都道府県の道路交通規則に定められていて、KenUが居住している宮城県の場合は、つぎの通りです。
-------------------
● 高音量でのカーステレオ再生やヘッドホンの使用などによる周囲の音が十分聞こえないような状態での車両等の運転禁止
緊急自動車のサイレンや自動車の警音器が聞こえないなど、交通事故につながるおそれがあるため、カーステレオやヘッドホン等を使用して音楽等を聞き、周囲の音が十分に聞こえないような状態で車両等を運転する行為を禁止します。
この規定に違反した場合の罰則は、「5万円以下の罰金」となります。
※「車両等」とは、自動車(四輪・二輪)、原動機付自転車、軽車両(自転車等)、トローリーバス及び路面電車のことをいいます。
【改正前】
規定はありませんでした。
↓
【改正後】 公布日:平成20年12月16日 施行日:平成21年2月1日
宮城県道路交通規則 第14条(運転者の遵守事項)第11号
「高音量でカーラジオ、カーステレオ等を聞き、ヘッドホン又はイヤホンを使用して音楽を聞くなど、安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞こえないような状態で車両等を運転しないこと。」と改正されました。
出典:宮城県警察ホームページ ”宮城県道路交通規則の一部改正について、平成20年12月16日 宮城県警察本部交通部交通企画課” ←参照リンク
-------------------
「高音量で」というのは、カーラジオ、カーステレオ等のことであって、ヘッドホンまたはイヤホンを使用することは音量にかかわらず違反であると読み取れます。
ヘルメットにイヤホンをとりつけて使用することは、耳に直接装着しているわけではないので、低音量で使用して周囲の音が十分に聞こえるのであれば合法であると解釈してもよいと思います。
そうでなければ、インカムを使用している白バイ隊員さんも違法になってしまいますから(笑。
*
[2016/06/19追加]
ブルートゥースレシーバー(エレコム LBT-PAR500AV青)を買いました。
延長コードも買いました。
iPhoneの音量は最大設定にして、レシーバー側で音量調節すると良いです。
恐らく走行中の通話は不可能です。
なので、レシーバーはポケットに。
そうすると、直接イヤホンをiPhoneに接続すれば済むので、レシーバーは不要です。
また、無駄な物を買ってしまいました(笑。
*
[2016/08/27追加]
あれからずっと快適に使用しています。
ということで、少し説明を追加したいと思います。
昔のSONYウォークマンには、カナル型ではない、開放型(オープン型)のインナーイヤーイヤホンが付属していました。
このイヤホンは、家族の誰も使用しないので4本も余っていたのですが、まさか、こんな都合のよい使い道があるとは・・・。
コードが短いです。40cmくらい。
そのおかげで、ヘルメットからコードがあまりはみ出ません。
そのため、ヘルメットの中にコードを押し込んでおけば、普通にヘルメットの着脱ができます。
[2017/07/09追加]
iPhone7に機種変更したらイヤホンジャックがなくなったので、ブルートゥースレシーバー(エレコム LBT-PAR500AV青)を使うことにしました。
そして、Googleマップの音量調整にこつがあることに気が付きました。
Bluetooth接続してヘルメットを被って、iPhoneのミュージックで適当な音楽を鳴らしながら、iPhone側音量調節とLBT-PAR500AV側音量節ダイヤルの両方で最大音量のバランスを調節しておくとよいみたいです。
それから、Googleマップアプリの設定→ナビの設定→ガイダンスの音量(小 標準 大)を大にすると良いと思います。
☆
************** 関連記事 **************
アライヘルメットにインナーイヤーイヤホン取付ける方法・その2
***********************************