障害者が定年退職後に確定申告すると?お金がいっぱい戻ってくる?!

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サラリーマンのときは会社で年末調整をやっていましたよね?
定年退職して、収入や受けられる控除が全くなくなった人って、いますか?
あまりいないのでは?
定年後の収入としては、たとえば、確定拠出年金を「年金」として定期的に受け取る場合、企業年金基金が給付される場合、など。
控除としては、健康保険料、生命保険料、地震保険料、など。

ネット検索すると「定年退職の場合、確定申告は基本的に不要」といった記載を見つけることができますが、次に示す例に該当する場合は、確定申告が必要です。

 [ 1 ] 年の途中で退職した場合
 [ 2 ] 公的年金等の収入が400万円以上
 [ 3 ] 年金以外の所得がある(※申告不要の場合あり[説明割愛])
 [ 4 ] 控除等を受ける場合

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KenUは、2022年10月に定年退職しました。
そして、退職金の退職所得控除を受けるために『退職所得の受給に関する申告書』の手続きをしました。

退職金の所得税は分離課税として源泉徴収されます。
退職所得の受給に関する申告書を提出せず退職金を受け取ってしまうと、退職金の20.42%(復興特別所得税を含む)が一律で源泉徴収され、例えば、退職金2,000万円の場合、手取りは1591.6万円になってしまうので注意が必要です。
退職金所得控除を受ければ、勤続30年の人が退職金2,000万円を一時金で受け取る場合の手取り額(退職金 - 所得税 - 住民税)は1,959万4,298円になります。

その他に、令和4年分(在職期間中と退職後2か月分)の給与等の所得、控除などを確定申告しました。
前述の例でいうと、[ 1 ] 、[ 3 ]、[ 4 ]が該当します。
このときは、〇〇,〇〇〇円の税金を納める必要がありました。
それについては割愛して、2023年の1年間まるまる無職だった令和5年分の確定申告の内容を説明します。

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2023年、KenUは職安に通って求職活動をしていましたが、再就職先は決まらず1年間無職でした。
それでも、いろいろと収入はあったので、それらをピックアップして課税対象、非課税に分類しました。

収入分類備考
障害厚生年金非課税本人
直腸機能障害(永久人工肛門)
失業給付金非課税給付期間360日
企業年金基金課税対象源泉徴収あり
雑課税対象特許報奨金

次に、KenUの場合の受けられる控除をピックアップしました。

控除対象備考
社会保険料任意継続の健康保険料
控除証明書不要
生命保険料新生命保険料+介護医療保険料
保険料控除証明書あり
地震保険料保険料控除証明書あり
障害者控除27万円
配偶者控除38万円
基礎控除48万円

そして、KenUが令和5年分の確定申告をすると・・・

課税対象の所得金額ー控除金額がマイナス円になって、課税される所得金額が0円になりました。
なので、企業年金基金から源泉徴収されていた全額〇〇〇,〇〇〇円が還付されることになりました(下図赤枠)。
障害者控除がなければ、還付金は減ったでしょう。


まあ、還付金が目当てだったというよりか、前述の例 [ 3 ] が該当していたので確定申告が必要だったわけですが・・・。

源泉徴収もないし、確定申告の必要もない人は、還付される税金がないので、確定申告をしても無意味かもしれません。
なお、65歳以上になって受給する老齢年金では、支給額によっては所得税などが源泉徴収されるので、確定申告をすることで還付金を受けられるケースもあるかも知れません。
なので、確定申告の仕方を知っておくのも悪くはないのではないかと思います。

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最初は、確定申告って難しそうだし、面倒くさいな、と思うかも知れません。

でも、マイナンバーカードとスマホ(またはカードリーダー+パソコン)を使って、e-Tax(イータックス;国税電子申告・納税システム)で申告すれば、税務署に予約を入れたり出向いたりする必要もないし、全然簡単で、全然めんどくさくないです。

収入金額、源泉徴収金額などを入力するだけで自動的に所得金額が計算されます。
納めた健康保険料の金額、保険料控除証明書に記載されている金額を入力するだけで、控除金額が自動的に計算されます。
障害者控除、配偶者控除、基礎控除などは、チェックを入れるだけ。※ただし、配偶者控除は配偶者のマイナンバー(個人番号)の入力が必要です。

そうやって全部自動で計算してくれて、上の図に示した『申告内容確認票』が自動的に完成するわけです。
それを送信すれば完了。

KenUが在職中に、年末調整で扶養控除申告書等などを何枚か記入して会社に提出して、印鑑押し忘れ、記入もれなどで差し戻されたこともあったことを思い出すと、e-Taxはぜんぜん楽だと思いました。
e-Taxを利用するときのポイントとしては、何を入力するかをあらかじめピックアップしてメモに書き留めておくと、抜けもれなくスムーズにできると思います。

でもまあ、初回e-Taxを利用するまえの準備、利用者識別番号(半角16桁の番号)の取得が必要ってところがちょっと面倒ですけど。

ちなみに、国税庁のホームページ;確定申告書等の様式・手引き等から『申告書第一表・第ニ表』をダウンロードしてプリントして、手書きすることもできます。

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そして、確定申告した結果は2024年の住民税にも影響が・・・。
所得割は0円。
そして、年税額は、均等割の市民税3,000円+県民税2,200円+森林環境税1,000円=6,200円だけになりました。


さらに、住民税均等割り課税世帯になったことで、令和6年の物価高騰支援給付金の受給対象者になり、手続きをしました。
支給額は1世帯あたり100,000円+児童1人あたり50,000円で、我が家の場合、8月30日に100,000円が銀行口座に振り込まれました。


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