8年間で試用したストーマ装具・多い?少ない?

私KenUが2014年5月に直腸がんにより人工肛門を造設して、およそ8年が経過しました。
今回、過去ブログ記事から、これまで使ったことがある人工肛門用補装具(ストーマ装具)を抜き出してみました。
その結果、一品系(ワンピース)は10種類、二品系(ツーピース)は4種類、メーカー6社の製品を試しています。
以下、それらの概要とストーマ装具の使い方についてコメントします。(※記事リンクは省略しています)

2014年5月
 ダンサック (dansac) ノバ1 フォールドアップ(透明)
 ・手術直後、麻酔から覚めると装着されていた製品。現在も購入し、面板をカスマイズ加工して時々使用。

2014年6月
 ホリスター(hollister) ニューイメージ ロックンロール(パウチ・透明)、ニューイメージ FWFテープ付き(面板)
 ・病院で入院中に試用。その後、購入し続け現在まで常用。

2014年11月
 ダンサック(dansac) ノバ1 ミニフォールドアップ(不透明;肌色)
 ・水泳時の装着用として試用。その後、購入し水泳時に使用。

2014年11月
 ダンサック(dansac) ノバライフ1 ミニ(透明)
 ・水泳時の装着用として試用。

2016年2月
 ホリスター(hollister) モデルマフレックス FWロックンロール(透明)
 ・ワンピース装具切替え検討のため試用。

2016年2月
 ホリスター(hollister) モデルマフレックス SFロックンロール(透明)
 ・ワンピース装具切替え検討のため試用。

2016年6月
 コロプラスト(Coloplast) センシュラ ミオ1(不透明;ニュートラルグレー)
 ・ストーマ外来にて、WOCナースさんからの試用提案あり装着。

2017年7月
 ホリスター(hollister) ニューイメージ ロックンロール(パウチ・透明)、ニューイメージ FFFテープ付き(面板)
 ・はさみ不要・手で穴を広げるタイプの面板に興味があり試用。

2018年1月
 コロプラスト(Coloplast) センシュラ ミオ1(不透明;ニュートラルグレー 及び 透明)
 ・面板をFlexifit加工したときの装着感を確かめたくて再度試用。一時期購入し使用。

2018年1月
 コンバテック(ConvaTec) エスティーム モルダブル フィルター付(透明)
 ・ハサミ不要面板なのに低価格、臨時用として検討のため試用。

2018年3月
コロプラスト(Coloplast) センシュラ ミオ2 バッグ(パウチ・不透明;ニュートラルグレー)、センシュラ ミオ2 コンケーブプレート(面板)
 ・メーカーから新ストーマ装具無料サンプルを申し込み案内があり試用。

2019年6月
 イーキン(eakin) ドット ツーピース フラットベースプレート&ドレナブルバッグ(不透明;肌色)
 ・面板が特徴的な新製品で興味がわいたため試用。

2020年2月
 ダンサック(dansac) ノバライフ1 TRE(透明)
 ・TREテクノロジーを応用した新製品でワンピース装具切替え検討のため試用。

2021年6月
 ホリスター(hollister) ニューイメージ ロックンロール(パウチ・透明)、ニューイメージ セラプラス テープ付き(面板)
 ・面板にセラミド配合した新製品で、常用品との比較のため試用。

2021年10月
 ソルツヘルスケア(Salts Healthcare) コンフィデンス ビー ドレナブル スタンダード(不透明;黒)
 ・国内未販売、黒いパウチが魅力的で、海外から購入し輸入。

2022年1月
 イーキン(eakin) ドット ドレナブル フラット(不透明;肌色 及び 透明)
 ・ワンピース装具切替え検討のため試用。次回購入候補。


いろいろな装具を試用しましたが、結局、2014年当時に選んだストーマ装具を使い続けています。
なお、試用する中でストーマ周囲に違和感を感じた製品、面板下に便が潜り込んだ製品はいくつかありましたが、全ての製品で便の漏れはありませんでした。
KenUの場合、装着目安日数の最長日より1~2日早めに交換すれば、どの製品を使っても問題ありません。
ただし、面板によっては快適に使用するための工夫を施します。
また、装具の装着日数を長くするとパウチの消臭フィルターが機能低下することも、早めに交換する理由です。

ストーマは、パウチの中で大きくなったり、小さくなったりします。
硬くて大きな便が出るときにも、ストーマは膨張します。
そのため、面板の穴が小さいと、ストーマが膨張したときに穴が押し広げられ、接着している皮膚保護材によれ・ひずみ・浮きができて、便が潜り込みやすくなったり、ストーマ周囲皮膚に違和感を生じたりします。
なので、ストーマホールは、ストーマサイズぎりぎりではなく、大きめに切ったほうがよいです。
一般的に、面板にあける穴の大きさはストーマ基部径より2~3mm大きくあけ、ストーマと面板の隙間が1mm程度またはそれ以下になるように指導されます。
しかし、KenUの場合、隙間を3~4mmにしています(下写真)。穴が大きいほうが装具の装着もしやすいです。

Hollister Adapt 7815 Slims使用ストマ装具面板装着

そして隙間は、皮膚被膜剤(シレッセ)+粉状皮膚保護剤(バリケアパウダー)で保護するか、ストーマシール製品で埋めるか、または、それらの組み合わせによりケアしています。
なお、ストーマシール製品はどれも同じではなく、粘着性、膨潤性、溶解性、治癒性、面板との相性、シール性などに違いがあり、皮膚保護性能や漏れ防止性能に個人差が生じるので、いろいろなメーカーの製品を試して最適なものを選びましょう。

また、面板が小さい製品のほうが、便は潜り込みにくいです。
面板が大きめの製品の場合、腹部に貼付したときに面板外周部によれ・ひずみ・浮きができやすくなります。
また、しゃがんだり、かがんだときにも、よれ・ひずみ・浮きができやすくなります。
そして、やがて皮膚保護剤のストーマ周囲部にまでよれ・ひずみ・浮きが波及し、便の潜り込みが生じることになります。
そのような訳で、KenUは自身で面板にフレキシフィット加工を施し、ストーマ装具をカスタマイズして使用しています。
それについては、ブログ記事やYouTube動画にして紹介しています。

快適なストーマライフを送るには、いろいろなストーマ装具を試してみることも必要ですが、場合によっては装具の使い方を工夫するほうが近道かもしれません。

試用した製品それぞれのレビューは、ブログメニューの[人工肛門・関連ブログ一覧]からたどることができます。


8年間で試用したストーマ装具・多い?少ない?」への2件のフィードバック

  1. Ken U様
    いつもありがとうございます。興味深く拝見させていただきました。

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