ディスク形状ストーマシール製品の切り取り用雛形を作ってみた。

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以前、「ストーマ外来からの夏休みの宿題!?TREシール試用レポート」(←参照リンク)という記事で、ストーマシール(サンプル)の使い方を色々と試しました。

ダンサックTREシールとホリスターシールサンプル

その後、” TREシール ” を購入し、常用しています。

ただ、切る目安のガイドポイントを定規で測りながらマジックで書き入れるのが面倒なんですよね。

そのような訳で、切り取り線の雛形をドローソフトで作りました。

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CorelDRAW Essentials 4で描画
ディスク型ストーマシール切り取り線長さ約50mm

直径98mmのディスク形状ストーマシール製品を外周から10mm幅、円弧長約50mmで切り取ると、17回分の使用が可能です。

それぞれの外周の正確な円弧長は次表のとおり。

OpenOffice Calcで計算
ディスク型ストーマシール切り取り線約50mm円弧角度計算

KenUはTREシールを上図ように切り取って、10.5cm程度の長さに伸ばして使っています。(ストーマ装具漏れ防止シール製品ってなかなか「いいね!」(←参照リンク))

せっかなので、この雛形のダウンロード利用を可能にするために、実物大モノクロPDF(A4サイズ)にしました。
どうぞご自由にダウンロードして、プリンターで印刷して、ご使用ください。

◆ダウンロード用PDFファイル→ディスク型ストーマシール切取線円弧長約50mm(※クリックすると別タブで開くので、名前を付けて保存するか、実際のサイズで印刷してください。)

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あらためて、上記使用方法によるストーマシール製品のコストを計算してみると・・・

TREシールは、3枚/箱で¥2,203 (税込)なので、2203円÷(17回×3枚)=約43円/回

Adapt 皮膚保護シールは、10枚/箱で¥ 6,696 (税込)なので、6696円÷(17回×10枚)=約39円/回

になりました。

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一応・・・

「もっと短くても良い」または「もっと長い方が良い」という人もいるかもしれないので、円弧長約40mmと60mmの雛形も作りました。

円弧長約40mmの場合、21回分になります。でも、グレーの部分が余ります。

ディスク型ストーマシール切り取り線長さ約40mm

◆ダウンロード用PDFファイル→ディスク型ストーマシール切取線円弧長約40mm

円弧長約60mmの場合、14回分になります。

ディスク型ストーマシール切り取り線長さ約60mm

◆ダウンロード用PDFファイル→ディスク型ストーマシール切取線円弧長約60mm

※2019年11月に改良したので、そちらもご覧ください。
ストーマシール切り取りテンプレートを改良」←参照リンク

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余談ですが・・・

Adobe Illustrator CS5(イラレ)を使わずに、ついつい操作がシンプルなCorelDRAW Essentials 4を使ってしまうので、KenUはなかなかイラレの高度な使い方が覚えられないんですよ。
覚えても使わないとすぐに忘れてしまうし、そもそも覚える気がないのかも?
まあ、ビジネス用の図を作る訳じゃないから別にいいんだけど。

今回記事の作図では、コーレルドローで円を描いて、ツールバーに自動的に表示されるボタンと始点角度/終点角度の入力ボックスに角度指定するだけで、超簡単に扇形が描けました。
CorelDRAW角度指定円弧作成

そして、扇形をいつくも重ねただけで出来上がり。

そうそう、3DCG作品を全く作らなくなったので、Shade(ソフトウエア)の使い方もすっかり忘れてしまいました。
今やWCJ3の3Dアバターなんて知っている人は、ほとんどいないだろうなぁ~。

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