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先週、「アヤメ、燕子花、花菖蒲の見分けがつくようになった。」という記事で、今年の目標である「花札とMT-09」テーマの写真撮りは頓挫したと書きました。
宮城県内の野生のアヤメの群生地を見付けることができず、あやめ園など栽培場ではバイクを寄せることができないからです。
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一転して、タイトルについてですが・・・
花札(※1)に描かれているアヤメは、尾形光琳(※2)の『八橋図屏風(やつはしずびょうぶ)』の燕子花(カキツバタ)なんだそうです。
『八橋図屏風』は現在、メトロポリタン美術館に所蔵されています。
THEMETホームページIrises at Yatsuhashi (Eight Bridges)←(参照リンク)
※1:江戸時代中期に現在使用している花札ができたと言われています。出典:任天堂より。
※2:尾形 光琳(おがた こうりん、万治元年(1658年) – 享保元年6月2日(1716年7月20日))は、江戸時代の画家、工芸家
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ということで、これまでアヤメとMT-09を並べての写真撮影を考えていましたが、本当は燕子花と並べなければいけない訳です。
でも、文目(あやめ)も、花菖蒲(はなしょうぶ)も、燕子花(かきつばた)も、どれも同じアヤメ科アヤメ属(Iris:アイリス)なので、写真撮影はどれでもよいことにします(笑。
同じ理由で、5月の花札を「あやめ」と呼んでも問題ないことにします。
一方で、葉の形がよく似たアヤメグサというのがありますが、端午の節句の「菖蒲湯」の「しょうぶ」のことで、ショウブ科ショウブ属(Acorus:アコラス)なので、アヤメ科とは別の植物です。
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それで、なんだかんだ言って、じゃあ宮城県では7月上旬までがアヤメ科の時期だよね?ということで、もう少し、まだ諦めずに悪あがきをしています(笑。
あきらめの悪いKenUです。
化女沼にあやめが咲いていると職場の人から聞き、ツイッターで確認して、昨日6/24に行ってきました。
宮城県大崎市 化女沼古代の里(けじょぬまこだいのさと)の「あやめ園」と「末広あやめ橋」
わはは!! オートバイ乗り入れ禁止です。
仕方がないので、きちんと駐車場に駐輪して徒歩で散策することに・・・
わかります? 上写真の右上隅にボヤボヤっとMT-09が写ってるのが。
拡大すると・・・
とりあえず、5月の花札は目標達成!?
ちなみに、ここは「あやめ園」と呼ばれていますが、栽培されているのは、全てハナショウブです。
実は、ハナショウブ(花菖蒲)というのは園芸品種(交配、選抜などをして人為的に作った植物)で、その原種(野生種)がノハナショウブ(野花菖蒲)なんだそうです。
今回の目標のおかげで、色々もの知りになりました:)
ハナショウブの手入れをするおじさんともお話ししました。
色々なところにバイクで写真を撮りにいくと、かなりの高確率で人から話しかけられますね。
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