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今回は、KenUのように大浴場・温泉に入る勇気のない小心者のオストメイトが、「これなら入れる?」と思った方法を記事にします。
「堂々とストーマ装具そのままで温泉に入ってるよ」という方は、ブラウザのウィンドウをクローズするボタンをポチッとしちゃってください(笑
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さて、KenUは、水泳するときにストーマパウチをフィルムドレッシングで防水してプールに入っていることを、以前書きました。
その防水方法は、旅行に行ったときの入浴時に、ゆっくり浴槽に浸かってのんびりしたいので応用しています。
でもまだ、温泉旅館やホテルの部屋風呂だけで、です。
そんなわけで、「腹部を目立たないようにできれば大浴場に入る勇気が持てるかも?」というのは、ずっと考えていました。
そして、数十年前KenUが研究開発マンだったころに頻繁に使っていたものを、ある日「はっ!」と閃いたわけです。
天翔龍閃 !!(あまかけるりゅうのひらめき)(笑
キムタオル(ブラウン)。
タオルといっても、工業用の紙ウエスです。
楽天ポイントを使って、
商品名:キムタオル ブラウンポリパックDIY 61040
価格:374円 +送料: 540円=合計金額: 914円
で購入しました。
もしかしたら、ホームセンターでも売っているかも知れません。
お肌の色に似ているので、これでいけるのでは?と考えた訳です。
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では、使い方を写真で説明します。
なお、今回は洗面台の鏡に映して写真を撮ったので、見た目は反転しています。
まず、パウチを折りたたみます。
ストマ装具にフィルムドレッシングが接着していまわないように、カバー材として適度な大きさに切ったキムタオルで覆います。
キムタオルの周囲を優肌絆スキンカラー(←過去記事、参照リンク)で皮膚に貼り付けました。
今回のフィルムドレッシングには15cm幅製品の優肌パーミロールライト(←メーカーサイト参照リンク)を使用し、22cmの長さに切ったもの2枚を上下にオーバーラップさせて貼付し、防水しました。
これなら目立ち難いし、堂々と大浴場に入れる勇気が沸いてきました。
そして、家のお風呂で入浴テスト。
湯船にゆったりと浸かりました。
うん、問題なし。
優肌パーミロールライトは、従来の優肌パーミロールやカテリープラスロールよりもKenUの肌には、よく合っていて、とっても良いです(←過去記事、参照リンク)。(※水泳のときは、20cm幅製品のカテリープFSロールを使いますが・・・)
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風呂から上がり、フィルムドレッシングを剥がします。
なお、角質剥離の少ないタイプなので、リムーバは使用しません。
キムタオルは、フィルムドレッシングに貼り付いていて、いっしょに外れます。
ストマ装具は、まったく濡れていませんでした。
今度、大浴場に入る機会があるときには、この方法で入浴したいと思います。
なお、”湯ったり○○○”という製品をストーマ外来でも毎度紹介されるのですが、いつ使うかわからないし、価格もそこそこするし、わざわざ買う気もないし、普段から使用しているものでなんとかしようと思ったわけで、今回で入浴検討は終結です。
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以下、補足です。
人工肛門になって、水泳を再開した当初は、ポリエチレン袋(ポリ袋)を切ってカバー材を作っていました。
ツルツルして滑ってしまい、数枚を重ねてまとめて切ることが難しくて作るのがめんどくさかったです。
その後、切る手間を省くために15cm×15cmの不織布ガーゼに変えました。
不織布ガーゼは使い道豊富で、ストマ洗浄後の拭き取りなどにも使用できるので無駄になりません。
下写真は、左からポリエチレン製袋、不織布ガーゼ、キムタオルに、切るサイズをマジックで記入したものです。
縦15cm、横15cmで、角Rはプリンカップサイズです。
なお、ポリ袋だとパウチが見え、不織布ガーゼだと白いので目立ちます。
水泳のときはラッシュガードを着るので、問題ありませんが、大浴場ではラッシュガードを着れません。
カバー材をキムタオルで作ると、1度に8枚もできて楽というメリットも。
今後は、スイミングのときにも使用しようかと思います。
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不織布ガーゼの表面拡大
キムタオルの表面拡大
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