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Windows XPのサポートが2014 年 4 月 9 日 (日本時間)に終了するとのことで、我が家のラストXPマシンを早々と処分しようかな~と思った訳です。
Microsoftサイト→「Windows XP および、Office 2003 のサポート終了についてのご案内」
廃棄するのは2年前まで家族が使用していたパソコン IBM ThinkPad R60e(2006年9月購入)で、今では使用する事もなく、KenUがプログラムの更新とウィルス定義ファイルの更新のためだけに、たまに電源を入れるだけのPCになっていました。
廃棄方法は、PC回収リサイクルサービスに出すだけです。
が、PCをそのまま出すとハードディスク(HDD)に記録された機密情報が漏洩する危険性があるので、廃棄の際に、HDDに記録されたデータを安全に消去する必要があるとのことです。
また、工場出荷時の初期状態に戻すリカバリーではダメで、専用のソフトで消去します。
まあ結論から先に言えば、「消去なんて事を考えずに、初めからHDDをぶっ壊せば簡単で良い!」です。
何故かと言えば、時間を無駄にしないで済みますから。
では、以下にその経過を説明します。
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KenUは、レノボ(lenovo)からHDD消去プログラムが配布されているので、まずはそれを試そうとしたわけです。
そして、久しぶりにPCを起動すると・・・
Windows自動更新プログラムやウイルス定義ファイルのダウンロードやら勝手にバックグラウンドで実行されて、HDDがガラガラ回りっぱなしで、IEの起動もフリーズしたかのごとく超重く、lenovoのサイトを開くのも超とろくて、半日は作業できる状況ではなかったです。
HDDの動きが落ち着いてからは、「35個の更新プログラムがあります」とか「ウイルススキャンしないと安全ではない」とかのメッセージがありましたが、それもまた時間がかかるし、捨てるPCにこれ以上手当てすることはないだろうということでメッセージは無視して、レノボのサイトにアクセスしてHDD消去プログラムである” Secure Data Disposal “をダウンロードして、R60eにインストールしました。
それで終わりかと思ったら、CD起動ディスクを作らないとダメだということで、わざわざ捨てるPCのためにお金を出してCD-Rディスクを買うのも、
もったいないから もったいないから♪
ボクは夢を描き泣く ああ♪
(by きゃりーぱみゅぱみゅ)
HDDを消去するのを断念っ!※CD-RWディスクでは起動ディスク作成できません。
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で、HDDを破壊しました。
PC裏側のHDDのマークのある蓋のネジ一つをはずします。
はい、これだけでHDDが簡単に取り出せます。
わざわざPCを起動して時間をかけて消去作業をしなくても、こうして取り出したHDDを空き缶に穴を開けるように先の尖ったドライバーを使ってハンマーで叩いてディスクに数カ所穴を開けるだけでOK!。
まあそれでこの記事を終わりにしては面白くないので、HDDを分解してみました。
精密ドライバーでねじを全て外します。
ケースと基盤と本体に分解できます。
上写真のディスク中央のシールを剥がすと、そこにもねじが固定されているので外すと、本体カバーが外せます。
で、KenUは失敗しました。グッジョブじゃなかったぁ~TOT
注意が必要です。
HDDのディスクってガラスでできていたんですね。
知らなかった。
ディスクが2枚重ねだったので、ドライバーでこじってみたら・・・
突然、パリーンッ♪
と粉々に割れて飛び散りました。
危ない危ない。
破片がちょっと目に入ったかも? いや、大丈夫。
いやぁー、無知って怖いですね。気をつけなくっちゃ。
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で、2枚目のディスクがそのまま残っているのでHDDを元に戻して、先の尖ったドライバーで穴を開ける方法も実演してみます。
ドライバーセットの尖ったやつをハンマーで叩いて突き刺しました。それほど力は要りません。ガラスの破片が飛び散ると嫌なので家のそとでやりました。
とりあえず、4箇所穴を開けてみました。
はい、ガラス製のディスクは粉々になりました。
とりあえず破壊したので、カバーやらケースをもとに戻して、粘着テープで穴をふさいで(ガラスの破片が穴から出てくるので)、HDDをPCに押し込み戻して作業終了!^^
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あとは、PCリサイクルマークがついているのでlenovoに連絡すれば、無料で引き取りも処分もしてもらえます。
lenovoサイト→” 家庭系PC回収リサイクル・サービス “(日本IBM及びLenovoのパソコンのみが対象)
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さようなら E420、いらっしゃい Surface Pro 8。 ←(参照リンク)こちらでも、リサイクルマーク取得、ハードディスク破壊について、記事にしています。