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”こたつヒーター交換”ぶりの修理シリーズの記事です。
システムキッチンの扉が半開き状態で完全に閉まらなくなってしまったので、自力で修理しようと思い、ホームセンターに行ってスライド丁番という部品を買ってきました。
交換部品の選定ポイントは(1)カップ径、(2)かぶせ、(3)キャッチ付か無しか、の3点だそうです。
我が家のは、カップ径35mm、全かぶせ、キャッチ付でした。
※キャッチとは、扉が勝手に開いてしまうのを防止するもので、ローラーキャッチとかマグネットキャッチがついている扉があります。↓こういうやつです。扉にローラーキャッチ等が取り付けられていなくて、扉を途中まで閉じた時に”パタン”と閉じてくれて、少し力を加えないと扉が開かないような場合はキャッチ付きのスライド丁番ということです。
もともと付いている丁番と少し形が違いますが、これしか売ってなかったし、3つのポイントが合っているから大丈夫だろうということで、アトムリビンテック社製のこれ↓を1個500円で買ってきました。
※ねじ穴位置とねじ穴間隔を測定しておいて、同じねじ穴ピッチのものを購入すると、以下記事のように新しいねじ穴を開けずに今までのねじ穴に取り付けできます。
では、順番に修理方法を説明していきます。
まず今ついている上下のスライド丁番を外します。1箇所ネジを外したら、座金と本体カップが離れて扉を外す事ができました。
次に座金の3箇所のねじを外します。このネジは、新しい座金にも使用するので取っておきます。
はい、このように外れました。
扉側についている本体カップを外します。このネジも新しいカップにも使用するのでとっておきます。
扉にはカップをはめる35mm径の穴が開いています。スライド丁番のカップの形が違いますが、径が同じなので大丈夫です。
さて、いよいよ新しいスライド丁番の取付けです。
座金と本体カップを分解して、外したのと逆の順番に取付ければOKです。
でも、面倒なので分解せずにそのまま取付けてみました。
新しいスライド丁番を、古いネジを使用して、古いネジ穴にそのまま取付けました。手前側にはネジ穴が無いのでキリで少し穴を開けます。
ここに、ネジを取付けます。
今までの穴にはネジ穴を壊したくないので古いネジを、新しく開けた穴には新しいネジを取付けました。
そして、カップを内側に倒して、扉をはめ込み・・・
そのまま、ゆっくりと扉を開くと・・・カップが扉の穴にはまっていて、古いネジ穴の位置もピッタリ。
そのまま古いネジをしめてカップを固定します。
はい、新しいスライド丁番の取付け出来ました。
かぶせ調整ねじで左右扉の合わせ具合を調整して扉の修理完了です。
古いスライド丁番がどうなっていたかというと、本体カップ側の金属部分が断裂していました。
今回はすぐに修理したかったので、少し形が違うけど近所のホームセンターでスライド丁番を購入しましたが、時間があればネットからまったく同じものを購入できれば本体カップだけの交換で済み、座金を外す必要が無いので楽かも知れません。
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アトム スライド丁番 〈NS-3501〉 キャッチ付き/全かぶせ/35mm
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ねじ穴が緩んでしまったら。
ねじパテ 木部用 NG-02
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その後、NS-3550を購入しましたが、ねじ穴位置が違うので取り付けを断念しました。
同じ和気産業だらから同じだと思って図面をきちんと見なかったのが失敗。
NS-3501の座金のねじ幅30mmなのに、NS-3550は32mmでした。
また、NS-3501のカップねじ位置は中心から43mm幅で中心からのオフセット4mm、NS-3550は48mmのオフセット5.5mmでした。