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さて、以前「MT-09に防寒ハンドルカバー装着。安全性に問題あり!!」という記事の中で、オーバーグローブUNG-209も注文していることを書きました。
そして、今日のお天気は晴れ、朝の気温は0℃だったので、オーバーグローブの防寒テストを兼ねて、MT-09を駆って伊豆沼まで白鳥の写真撮影に行ってきました。
オーバーグローブのレビューは、以前の記事の更新ですると予告していましたが、やっぱり新規の記事します。
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KenUが現在使用している冬用グラブは、RS TAICHI(タイチ)のサージウインターグローブRST601のMサイズ。
ナップス仙台泉インター店でセール特価品を購入しました(笑
今回これに、Amazonで購入したurbanism(アーバニズム)のUNG-209 ヒートポケッテッドロングオーバーグローブ(ブラック)のMサイズを装着しました。
手の甲の内側に、ホッカイロが入れられるポケットがあります。
オーバーグローブの装着は、親指以外の指をはめるのが若干きついです。
でもグローブを手にはめてみると、特に問題はなかったです。
人差し指と中指が割れているところが、コミネのではなく、この商品を選んだ理由です。
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では、レビューです。
防寒性は・・・
ないよりは良いといった感じでしょうか。
0℃の外気温でも、指先は痛くなりませんでした。
でも、指先はやっぱり冷たくなります。
特に親指が。
ホッカイロの効果は・・・
ホッカイロある・なしで比較していないのでわかりません。
走行中はほとんど効果がないかもしれないけれど、信号待ちなど停止したときには暖かくなっているかも?
操作性は・・・
やっぱり多少は悪くなります。
全部の指を深くまで折り曲げてグリップを握るのは難しくなります。
ブレーキとクラッチを握るのは問題ないです。
両手全部の指でグリップを握ってしまうと、とっさのブレーキ・クラッチ操作ができなくなるので、両手とも2本指はレバーの上にのせて運転するのが安全だと思います。
ウインカーのボタン操作に全く問題なかったというのは、意外にも良かった点です。
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ハンドルカバーとどっちが良いかと言われると・・・
微妙・・・
どちらが良いとも言えない。
同じ外気温でハンドルカバーを試せていないというのもあるけど、オーバーグローブはハンドルから手を放しやすいという手軽さはあるから。
次回、クラッチ側はハンドルカバー、ブレーキ側はオーバーグローブ(ホッカイロあり)にして、どちらが良いか試してみたいと思います。
もちろん氷点下のときに(笑
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レビューは以上で、ここからはラムサール条約湿地の宮城県 伊豆沼の写真です。
実は、この場所は栗原市で観光誘致しているわりには、見栄え的に整地されていなくて、KenUとしては不満があります。
せっかく綺麗な白鳥がたくさんいて素晴らしいところなのに、枯れた雑草がたくさんあったり、枯れ枝も見栄えが悪くて、「バイクのある風景」写真にはイマイチなロケーションだと思います。
でも、いろいろ思考を巡らせて、粘って写真を撮ってきました。
(9:15)バイクのカタログ風を狙いました。
ほんと、自分で枯れた雑草を刈りたかったなぁ~。
白鳥が水上を走ります。 かわいい(笑
また、「冬場の山中ヒトツーはとっても不安!!」という記事で、栗駒山の写真を掲載しましたが、ここ伊豆沼からも栗駒山を臨むことができます。そして、5羽の白鳥飛来!
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(10:01)こちらは、マガンです。
千葉県から来たという人から、ハクガンとシジュウカラガンはいませんか?と声を掛けられました。
たぶん、マガンだけだと思います。↑クリックすると拡大表示できます。
みなさん、生態系に影響を及ぼさないように、マナーを守りましょう!!
ほんとここでは、これっ!といった写真がなかなか撮れません。
悔しいので、満足のいく写真が撮れるまで、もう何度か行きたいと思います。
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[2016/12/03追加]
もう一回行ってきました。
今日は気温が8℃だったので、ホッカイロなしオーバーグローブで全く手は冷たくなりませんでした。
で、やっぱり生き物の写真は難しいです。
KenUが使用しているレンズは、28-140mmズームで、望遠レンズではないので。
そして、渡り鳥の写真撮影は朝夕が勝負らしいのですが、ヒーターを付けて待てる車ならまだしも、バイクではさすがにその時間帯は勘弁です。
写真はトリミングしました。 もうこれ以上無理。 伊豆沼はおしまい!のつもり。
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************** 関連記事 **************
バイク乗り必見?冬でも革ジャンが着られる寒くならない裏技!!
AK-021 ハンドルカバー vs UNG-209 オーバーグローブ
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空力学の世界ですね。ウィングレット以前にもタービュランステープと言うシンプルなシステムがあります。私のグライダーにも付いてます。詳しくは自分のブログでそのうちに取り上げたいと思いますので、よろしかったら読んでみてください。
角田滑空場は、これからの季節、冬型の気圧配置が強まって北西風が吹くと、奥羽山脈超えの強烈な山岳派が発生します。そのウェーブは高度10000m!以上にも達します。
機会がありましたら、冬型の季節風が強い日に見学に行くと、アブナイおじさんパイロットがいっぱいいますので、是非とも!
意地悪で申し訳ないです…。でも、ほとんど正解ですよ!
翼は上面と下面では圧力差があるので、飛んでると翼の端には下面から上面に流れる渦が発生します。「ボルテックス」と言いますが、翼を後ろに引っ張るので、誘導抵抗になります。
それを軽減するために、最近の飛行機には、ウィングレットが付いています。
ところが、渦には当然上昇成分もありますから、その部分だけを使ってV字飛行をしていると考えられています。
ツールド・フランスで、トップが入れ替わるのと似てますね。当然、V字飛行の先頭も入れ替わります。
鳥は天才です。吸入と排気を同時にできるジェットエンジンのような肺をもってるしで、別次元の生き物だと思います。
ウイングレット考えた人すごいです。 そんな発想は普通ですか?
そして、渡り鳥を見ていて思うのは、エネルギー消費を抑えたいはずなのに、どうしてみんなエネルギー消費をするような鳴き方をしながら飛ぶんだろうってこと。
本当に大きな声を発して飛んでいます。
カズさんの説明を読んで、これはただの鳴き声やコミュニケーションではなく、吸排気同時呼吸に伴う発声なのかな?と考え納得しました。
話は変わりますが、何十年も遠ざかってたカメラですが、もともと写真が好きなので、自分のバイクのある色々なシーンを撮るのが面白くなってきているところです。
ずっと考えているのが、飛ぶものシリーズということで、今回、気球、渡り鳥ときました。
そして、仙台空港から発着する飛行機とのコラボもj考えていますが、写真の構図とロケ地のイメージがまだ沸いていないというところがあります。
それから、カズさんの影響で、宮城県には角田滑空場があるのでグライダーとのコラボ撮影もずっと考えています。 でも、遠いんですよね(笑 季節も読まないといけないですし。
lぼちぼちといったところです。
マガンと言えば、映画「グース」を思い出しました。カナダガンの卵を見つけた少女が、孵化した小鳥を刷り込んで親となり、ウルトラライトプレーンで先導して、渡りを教える物語です。
当時、同じ型のハンググライダー式の動力機で飛んていたので、親近感のある映画でした。
ところで、渡り鳥って、なぜV字飛行するかご存知ですか?
そんな意地悪な質問するんですね。 カズさんの専門じゃないですか(笑
う~ん、詳しくはわからないけど・・・
前方視界を確保しつつ、前を飛ぶ鳥が作った気流を旨い具合に利用して、効率よく飛行可能な体系とかですか?
スリップストリームとは違いますよね?
すみません、KenUは飛ばないのでギブアップです(笑