The new GLAデビュー!新型と旧型のスペック・価格はどう違う?!

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6月25日、メルセデス・ベンツ日本のSUVラインナップに新たに2つのモデルが発表されました。一つは、フルモデルチェンジしたGLA、もう一つは、全く新しいGLB。
そのうちGLAは、全世界的に熱気を帯びている ” コンパクトSUV ” であり、2014年の日本導入からの2世代目になります。
筆者は、1世代目GLAのオーナーであり、新しくなったGLAは大いに気になるところ。
そこで、スペックはどう違うのか?、価格はいくら違うのか?など、比べてみました。

GLAのフロントマスクはマイルドに

以下、このブログでは、一世代目のGLAを ” 旧型 ” 、二世代目のGLAを ” 新型 ” と呼ぶことにします。

まずは、スタイリング。
個人的な好みで言うと、顔は新型の方が好き。
旧型はいかつい顔でしたが、新型はやや優しい顔になりました。
車の好き嫌いの決め手になる一つのポイントとして、フロントマスクは重要ですよね。

また、新型のスタイリングは、全高と最低地上高が大きくなり、これまでよりSUVらしくなっています。
サイドシルエットは、新型よりも旧型のほうがシャープな印象で、好き嫌いが分かれるところでしょう。

新型のグレードは1種類

新型のグレードは、ディーゼルエンジンの200D 4MATICだけになります。
一方、旧型はガソリンエンジンの180、220 4MATIC、250 4MATIC、AMG 45 4MATICの4つのグレードがありました。

今回、新型と比べるのは、筆者所有220 4MATIC プレミアムパッケージ装着車。
なお、新型は、オプションのAMGライン及びパノラミックスライディングルーフ装着車とします。

小回りが利く新型

まず気になった点は、動力性能。
新型は、旧型に比べて車両重量が190kg増し、最高出力が34PS低くなっています。
筆者はまだ試乗をしていないので何とも言えませんが、旧型と比べてしまうと、加速性能に物足りなさを感じるかも知れません。
しかし、低回転域からのトルクがあり、普段使いの街乗り用途ならば、不満に感じることは少ないでしょう。

新型で良くなったところは、最小回転半径。
旧型の5.7mよりも0.4m小さい、5.3mになっています。
これまで旧型での市街地走行、車庫入れ時の旋回性などに不満を感じたことはありませんが、切り返しハンドル操作で、より小回りが利くようになったことは、新型のアドバンテージと言えるでしょう。
しかし、狭い車庫入れのシーンを考えた場合、旧型よりも車幅が4.5cm広くなったことは、若干のビハインドかも知れません。

その他、新型は、燃費性能に優れ、燃料価格もガソリン車に比べ安価なため、維持コストにメリットがあります。

なお、AMGライン装着車では、非装着車のホイールサイズ18インチが19インチに1インチアップ、タイヤ扁平率55が50に変更になります。
タイヤ交換時のコストアップになることに要チェックです。

新型と旧型の価格差は小さい

では、いちばん気になる価格はどうでしょう?
下表に、車両本体価格、オプションなど、それぞれの税抜き価格を示し、小計で消費税10%を上乗せした価格を示しました。
なお、新型には、筆者所有220 4MATICとだいたい装備が同じになるようなオプションを加えました。

旧型ではレーダーセフティーパッケージがオプションでしたが、新型では標準装備になっています。
また、旧型のプレミアムパッケージの機能の一部が新型では標準装備になっています。
そのようなことから、新型と旧型の車両本体の価格差は、ほぼ無いに等しいと考えて差し支えないと思います。

一方、旧型グレードのGLA 180の車両本体価格は税抜きで3,833,334円で、新型と70万円以上の価格差があります。
というわけで、Mercedes-Benz GLAは、フルモデルチェンジによって手が届きにくい存在になった、とも言えるでしょう。

さて、せっかくなので、上表中には参考として、筆者がGLA 220 4MATICを購入したときに必要になった、工賃や法定費用なども含めた価格を示しました。
消費税10%込み合計で、640万円弱。
ただし、筆者は、まだ消費税が8%かつ決算時期に、値引き、オプション割引き、下取り車高額査定などにより、実際にはかなり安く購入しました。

新型と旧型とでは、甲乙付け難い

以上、新型GLAのスペックと価格について、旧型GLAと比較しました。
新型と旧型どちらが買いか?
それについては、甲乙付け難いというのが正直な感想。
しかし、現在のメルセデス・ベンツ日本のエントリーモデルである、Aクラス、Bクラス、CLA、Cクラス、GLA、GLBから選ぶとするならば、間違いなく新型GLAを購入するでしょう。

とはいえ、新型に買い替えることはせず、旧型に乗り続けます。

New GLAの試乗インプレッションはこちら ⇒ 「冬タイヤ交換の合間にNew GLA試乗

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