いきなり大型バイク教習は第1段階の6時限まで進んだ

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さて、以前 ”ストーマでも大型自動二輪ライダーになりたいっ!” という記事を書きました。
そして、50過ぎのおじさんが、いきなり大型バイク教習に通い始めて1箇月が経過しました。

第1段階の6時限目まで順調に進んだので、備忘録という意味を含めて記事にしたいと思います。

技能教習は全31時間なので、先は長いです。

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[1時限目] 4/4(土)11:10~晴れ

センタースタンドの立て方。
走行前点検のやり方とバイクの操作説明。
倒れたバイク起こし。
バイクの引き回し(八の字に押して歩く)。

そして、発進と停止だと思ったのだけれど・・・

原付マニュアル車の運転経験を問われ、友達のを借りて数時間程度乗ったことがあると答えると、
教官:「じゃあ、もう乗りましょうか。大きさ違うだけだから。」

KenU:「30年以上前なので・・・」

教官:「体は覚えてますから。大丈夫ですよ。とりあえず外周を一周してきてください。」

と言われ・・・

「え?まじか」と思いながらも、車両重量240kgのHONDA CB750(教習車仕様)でいきなり単独走行開始。
「おお~、めちゃめちゃ気持ちいぃ~」

2周した後、教官の後ろについて追従走行(外周、S字コース、クランクコースなど)をして、初日はこんな感じの1時限目でした。

実は、教習にいく前にYouTubeの動画↓で予習して、ハンドルを右にクイッとする小技をいきなり実践してみたり、動画での説明のとおりにバイクの引き回しをしてみたり、

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倒れたバイクの起こし方も、下記事のとおりKenU独自の方法を考えていったので、スムーズに進んだのだと思います。
大型バイクを起こすのに必要な力を計算してみた。そして理論通り楽々起こせた。”←参照リンク

ということで、予習が有効でした。

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[2時限目] 4/11(土)11:10~小雨

八の字走行練習(2速、クラッチ開放、前輪ブレーキなし、後ろブレーキとアクセルのみでの速度調節)。
基本フォーム・姿勢、ハンドルの持ち方・握り方、目線を教えてもらう。

結構ハードル高かったです。

YouTubeにアップされている、ゆっくりとした8の字の教習風景とは違い、最初からそこそこ速度を出してバイクを倒しこみました。

KenUの心の声:
「え?待ってくださいよ。」
「あのぉ~、KenUはいきなり大型、アラフィフのおっさんで、まだ2時限目なんですけど。」
「しかも、路面はウェットなんですけど。」
「怖いんですけど。」

うちの教習所、要求レベル高い?

後輪ブレーキ操作で右足の脛(すね)の筋肉は痛いし、ニーグリップの疲労で太腿がぷるぷるに震えるし、かなりきつい2時限目でした。

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[3時限目] 4/12(日)11:10~晴れ

ウインカー使用、前後安全確認しての発進練習。
減速のブレーキング練習のため、比較的速度を出して(60km/h以上)の走行+八の字走行のコンビネーション。

おまけの坂道発進・・・自動車のサイドブレーキとバイクの後輪ブレーキの違いだけで、発進の理屈は自動車と同じなので簡単です。

わりと気持ちよく、楽しく走り回った3時限目でした。

帰宅後、娘のチャリで、乗り降りとその安全確認動作、エンジンがけ、ギア、ウインカー操作、発進の安全確認など一連の動作のおさらいをしました。もちろん、ヘルメットとグローブも装着して(笑

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[4時限目] 4/25(土)10:10~晴れ

交通規則に従った走行練習(ウインカー使用。信号機、一時停止、右左確認、車線変更、追い越し。)
八の字走行練習。

なにかと八の字やらされる。
安定して綺麗な八の字を描くのが苦手。
1時間バイクに乗ったら、もうくたくたです。

停止時のブレーキング操作もぎくしゃくしてしまい、思った場所にスムーズに停止するのが苦手だということに気付き、なんかうまく出来ない事もあり、多くの課題を残し、自分的に納得がいかず、やや気分落ち込み気味で終わった4時限目でした。

でも、先行して次の時限のメニューもやらせてもらってるみたいなので、KenUは意外にも優等生?

帰宅後、ネットで検索して学習しました。

BikeBros.[バイクブロス]マガジンズ
ライテク講座 > レッスン08 > ブレーキ性能はどこまで信用できる?「ポイント02:止まるためのブレーキ」(←参照リンク)

なーんだ、ブレーキングってきちんと理屈さえわかれば簡単じゃん。(※次回教習でばっちり上手くできましたよ。)

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[5時限目] 4/26(日)10:10~晴れ

最初は、何故か検定間近の若い人達に混ざって追従走行。
もちろん、ついていけずに置いていかれて、あやうく迷える子羊状態になるところでした。

続いて、急制動と坂道発進を何周もぐるぐると繰り返して練習。
急制動は、ブレーキングの理屈、リヤブレーキ、フロントブレーキの入力イメージを予習していたので楽勝でした。
逆に制動距離が短くなりすぎて、教官から何度も「もう少し先で止まってください」と言われ、それが難しかった。

続いて、鬼の半クラ。
半クラッチでのアイドリングのみによる低速走行で、8の字と外周の3/4程度を走行。
うぅ~、握力がぁ~。
教官の背後から「あ~もうだめ。先生、腕が死にます」と聞こえない声でつぶやく(笑。

おまけの一本橋。
「速度気にしなくていいから渡り切ってください」といわれ、2回成功!

きつくも、なかなか楽しい5時限目でした。

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[6時限目] 5/2(土)10:10~晴れ

シミュレータ教習。
TVゲームみたいなもんです。
シミュレータといえども、がち雰囲気を味わいたかったので手袋とヘルメットを持っていったけど、「着けてもいいけど、着ける人はいません。」と言われ、手袋着けたけど、ヘルメットを被るのは断念しました(笑。

実車では転倒の危険性があるので、シミュレータで急制動の練習と自分のブレーキ動作の解析によるブレーキング操作の修正。
教官のデモよりもKenUのほうが空走距離と停止距離が短かったりして(笑。

それから、自分の命を守る運転を心掛ける意識を高める目的で、実車ではできない危険なシーンを擬似的に体験して、バイクの運転時に潜んでいる危険性を学習します。
運転操作は下手でも問題ありませんし、むしろ、生命にかかわるような事故や転倒をしてしまったほうが、より学習効果が得られて良いような気がします。
なので、シミュレータ教習の前には、予備知識なし予習なしで臨むのが良いと思います。

ちなみにKenUは、バイクではないけど、SONYのプレイステーションで”グランツーリスモ3”というカーレースのゲームに流行っていたことがあって、200km/h以上のスピードでフルブレーキングとかコーナリングとかやってたから、目や反応が慣れてるんでしょうね。
グランツーリスモよりも酔わなかったし、シミュレータで70kmの走行しても風圧もなく体感がないので、ものすごく遅く感じてしまい、実車だったらたぶんできないであろう危険回避も、難なくできちゃった。

バイクの危険性がよく理解できて、とても勉強になった6時限目でした。

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さて、次回はいよいよ本格的に一本橋の練習スタートです。

それから、年齢のせいで記憶力が低下しているので、もう大型自動二輪検定コースが書いてあるコピーをもらってきて、もう覚え始めています(笑
気が早いでしょ?

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