マグネシウム製スピニングトップをポッカレモンで綺麗にしてみた

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以前の記事「スピニングトップの3DCG作り方・超かんたん解説」の余談で、マグネシウムのフォーエバースピン(Foreverspin)を購入したことを書きました。
ただ、マグネシウム(Mg)はだんだんと酸化被膜をつくって黒く変色してきます。
今回は、クエン酸でマグネシウムをピカピカに洗浄してみました。
余談として、記事の最後に語呂合わせではないイオン化傾向の順番の超簡単な覚え方を書いています。


2021年9月12日に購入後1年10か月が経過。
こんなに↓ 変色してしまいました。


純マグネシウムは、常温の水中や高湿度大気中で厚い酸化被膜が容易に成長する特徴を持ちます。
で、酸化被膜を除去して、購入時と同じように金属光沢を復活させることにしました。


ポッカレモンに数秒漬けて、ティッシュペーパーでふき取るだけ。
そのとき、水素の泡がジュワーっと出てきます。
漬けすぎるとクエン酸でマグネシウムが溶かされすぎて寸法変化が生じるので気を付けます。

それから水洗いして、よく乾拭きして終了。


以下、余談です。

貴(き)な金属(貴金属:ききんぞく)という分類がありますが、マグネシウムは卑(ひ)な金属(卑金属:ひきんぞく)に分類されるそうです。
卑金属と貴金属の分かれ目は、イオン化傾向が水素(H)より高い側か低い側かだそうです。

イオン化傾向の順番は、中学生のときに覚えさせられました。
当時は、リチウムはなかったんですよね。

K>Ca>Na>Mg>Al>Zn>Fe>Ni>Sn>Pb>H>Cu>Hg>Ag>Pt>Au

今でも覚えていて、↑ は何も見ずに書きました。

中学校や塾の先生が、語呂合わせの覚え方で「かねかそう・・・」とか言ってましたが、KenUには分かりにくくて、覚えにくくてだめでした。
で、仲の良かった同級生が考えた、語呂合わせ以外での順番の覚え方があって、KenUはそれを少しアレンジして覚えました。

まんまの覚え方なんで、けっこう恥ずかしいんだけど発表しちゃいましょう。

Li(リ)> K(ク)> Ca(カ)> Na(ナ)> Mg(マジ)> Al(エロ)> Zn(ジン)> Fe(フェ)> Ni(ニ)> Sn(スン)> Pb(プブ)> H(ハ)> Cu(ク)> Hg(ハジ)> Ag(エジ)> Pt(プト)> Au(アウ)

息継ぎを入れて、通して言うと・・・
リクカ、ナマジエロジン、フェニスンプブハク、ハジエジプトアウ
なんじゃそりゃ?
だって、まんま読みで覚えやすかったんだもん(笑
超簡単でしょ?

ウィキペディアでイオン化傾向を調べると・・・

Li>Cs>Rb>K>Ba>Sr>Ca>Na>Mg>Th>Be>Al>Ti>Zr>Mn>Ta>Zn>Cr>Fe>Cd>Co>Ni>Sn>Pb>H>Sb>Bi>Cu>Hg>Ag>Pd>Ir>Pt>Au

となっています。
まんま読みで覚えるとすると・・・

リクスラブクバ、スルカナマジス、ベアルチズルムン、タジンクルフェクド、コニスンプブハ、スブビクハジエジ、プドイルプトアウ

呪文みたいに覚える感じかな。

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