以前、 「障子敷居対応ニャンガード格子戸をDIY製作」(←参照リンク)という記事を書きました。
いよいよ、猫ちゃんがいても開けたい窓の最後、私KenUの書斎の出窓。
取り付け方に工夫を凝らした自信作、簡易スライド格子戸を紹介します。
2階書斎の出窓の上に、猫ちゃん達がときどきくつろぎに来ます。
網戸の向こうに柵はないので、猫ちゃんが網戸に付いた虫を捕獲しようとして前足を伸ばしたりして、万が一網戸が外れた場合、1階駐車場コンクリート上に落下する恐れがあります。
という訳で、ガード用に縦格子引き戸をDIY。
まずは、こちら ↓ 。
利便性を考えて、格子戸を左右にスライドできるように設計しました。
では、以下作り方を説明していきます。
設計図はこちら ↓ 。
木材は、マルトクショップ (←HPリンク) のオーダーカット販売を利用して、ポプラ無垢材をジャストカットで購入しました。
・幅30mm/厚さ15mm/長さ860mm x 10本
・幅30mm/厚さ15mm/長さ890mm x 2本
・幅30mm/厚さ15mm/長さ815mm(※) x 2本
※当初、格子隙間幅を46mm~48mmで設計していましたが、42mmに設計変更したので、自分で長さ762mmに切断しました。
価格は、小計¥7,140 (税込み) + 送料¥1,100 = 合計¥8,240
組み立ては、過去DIY記事と同様、やすりがけ→ウレタンニス2度塗り→やすりがけ→ウレタンニス塗り→下穴あけ→皿取り→タッピングねじ締め、の手順。
窓枠への取り付けは、敷居・鴨居を作る代わりに、光モール (←HPリンク)パネルフレーム用横カバーをレールとして代用しました。
横カバーの内寸法幅が31.3mmなので、格子の奥行を30mmに設計した訳です。
上部レールの取り付けは、凸凹面用の強力両面テープで貼り付けました。
3M スコッチ 強力両面テープ 凸凹面用 19mm×1.5m KH-19
下部レールは、固定せずに、Makinolabs (←HPリンク)シデフロアで押さえるだけで前後に移動しないようにしました。
もともと別の用途で購入したものですが、使わなかったので有効利用しました。
Makinolabs フロアタイル はめ込み置くだけ ウォルナット シデフロア
ちなみに、格子戸を上に持ち上げてレールから外すことはできませんが、取り外したいときには、下部レールと一緒に外すことができます。
また、窓と格子の間の隙間が広かったので、後から、スペーサーとして衝立も取り付けることにしました。
幅24mm×厚さ9mm×長さ900mmの桧材をDIYホームセンター ダイシンで購入し、切断、ニス塗り、L字金具で固定。
さらに、スライドストッパーの役目を果たす木材をレール内に置くために、幅30mm×厚さ12mm×長さ900mmの白木(杉?)をダイシンで購入し、切断、ニス塗りしました。
一応、これで我が家のねこちゃん用工作は完了(のつもり)です。
今回、「ちょっと失敗したな」と後悔することがいくつかあるので書いてみます。
(1)木材の購入。4月7日に発注して、納品が6月2日だったので、製作に取り掛かるのが遅くなったこと。
以前注文した通販サイト・ウッディヨネダにしたほうが早かったかも。
(2)木材をポプラ無垢を選んだこと。
杉と同様「やや柔らかい」比重0.38~0.51程度ということだったけど、杉よりちょっと硬くて重かった。
また、広葉樹のポプラ無垢材は、木質が柔らかいうえにでんぷん質が多く、キクイムシの被害が出やすいとのこと。後から知りました。
なので、キクイムシ対策で丁寧にニス塗りすることに。
また、最初から木材に幼虫が潜んでいた場合、ニス塗りも効果がないらしいので心配。
針葉樹はキクイムシの被害がないということなので、杉かひのきにしておけばよかった。
(3)透明クリアニスにしたこと。
以前のDIYで、色付きニスは丁寧に塗らないと色むらになることを経験したから避けたけど、上記(2)の理由から丁寧に塗ったので、色付きニスにしてもよかったかも。
(4)スペーサーの衝立を目測で取り付けたこと。
よくよく見ると、垂直じゃない。
どうして、さしがね(指金)当てて垂直ださなかったんだろう?(笑
まあ、何はともあれ、書斎の出窓のサッシガラス窓を開けていても、安心して猫ちゃん達を自由に遊ばせることができるようになりました。