ウレタンマスクの防御力をアップする方法・これで文句なし!

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『スーパーコンピュータ「富岳」記者勉強会 室内環境におけるウイルス飛沫感染の予測とその対策(4)』というYouTube動画が公開されています。
研究の結果としてウレタンマスクの性能が低いことが報告され、そのことにより、ウレタンマスクを着用している人が悪者扱いをされるという社会問題に発展しています。
そこで、ウレタンマスクでも飛沫飛散低減、防御力を向上させる方法を提案します。

私KenUはウレタンマスクを持っていません。
不織布マスクは、中国から輸入したものがたくさん残っているのですが、耳が痛くなるので、ほとんど使わなくなりました。
KenUは、これまでに色々な種類のマスクを購入しています。
【過去記事リンク】⇒ ” マスク比較・ニッセンが意外にいい。高品質なadidasはお出かけ用に。
現在は、adidas(アディダス)のリサイクルポリエステル製のウーブンマスクが気に入っていて、そればかり使用しています。

今回は、ウレタンマスクの代わりにadidasのマスクを使って、さらなる防御力アップを試みました。
adidasのマスクには内側にポケットがあるので、この構造を利用します。

材料は、不織布ガーゼとティッシュペーパー。
不織布ガーゼは、昨年の国内で入手困難になったときに、4×4インチ(10×10cm)200枚入りを海外から輸入していました。
今は、Amazonでメディコムの不織布ガーゼが安価に入手できる状況に回復しています。

ARメディコム・インク・アジアリミテッド メディコム 不織布ガーゼ4つ折り10cm×10cm 200枚入 2100
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不織布ガーゼをティッシュペーパーで包んで、マスク用インナーフィルターを作ります。

使い捨てインナーフィルターの完成。
材料費は5円以下。
これを、マスクの内側ポケットに挿入します。

ウレタンマスクに内側ポケットはありませんが、自分でちょっとしたポケットを作る改造を施せば、応用できると思います。
そして、「不織布マスク使用意外許さない!」と言う、うるさい人対策で、2枚重ねにして防御力アップを主張すれば文句なし(笑


さて、話変わって。
YouTubeの報告内容には、KenUが聞いていてしっくりこなかった部分があります。
「理化学研究所」、「富岳」といった著名なものには非常な影響力があるので、研究チームリーダーである、神戸大学 システム情報学研究科教授の坪倉誠氏には、インフルエンサーとして適切な説明をして欲しかったと思います。

発言部分を引用すると・・・

マスクは性能だけで議論できない。
性能、通気性、対費用効果を考えて選択すればよい。
ガーゼマスクは性能が良い。
不織布マスクといっても非常に性能幅があり、布マスクよりも完全に劣るものも市販されている。
例えば、オフィスでは布マスク、人と集まる密になる機会がある場合には不織布を選ぶなど、体調やリスクを考えて選べばよい。
「息が吸いにくいマスクは性能が良い」と覚えておくとよい。

と言っています。
ここで、「布マスクよりも性能が劣る不織布マスクがある」と言っておきながら、「密になる場所では不織布を選べばよい」という発言は、よく理解できません。
また、息が吸いにくいマスクとは、データ上は圧力損失が高いマスクになりますが、ウレタンマスクは圧力損失は高いけれども性能が悪い、という矛盾した説明になっています。
布マスクのデータでも、圧力損失は低いけれども、不織布マスクより高性能のものもあります。
つまり、息の吸いやすさと性能とで必ずしもリニアに相関しているとは言えない部分があるので、考察が足りない、短絡的すぎるのではないかと感じました。
この結果から不織布マスク意外を着用している人を攻撃するというのは、頭の悪い人かも知れませんね。

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