新型コロナウィルス感染症(COVID-19)対策として、「三密を避ける」「不要不急の外出自粛」が叫ばれています。
にもかかわらず、意識の低い人、従わない人、いますよね?
確かに、一方的にそんなこと言われても「何で?、自分は関係ない。そんなことして効果あるの?」と思う人がいるのも理解できなくもありません。
ということで、理由がわからなければ自粛要請に協力しにくいと思いますので、解説したいと思います。

リスクマネジメント ”という言葉をご存知でしょうか?
リスクを低減させるための管理手法のことです。

一般的に「Risk; リスク」という言葉は「危険」と認識されていると思います。
でも、医薬品・医療業界でいうリスクとは、「危害の発生の確率と危害が発生したときの重大性の組合せ」と定義されています。

つまり、新型コロナウィルス(以下、「新コロ」という。)のリスクを減らすということは、「危害の発生確率」か「危害の重大性」のどちらかを減らせばよいということになります。

新コロによる危害というのは肺炎、そして重大性は死亡するということです。
肺炎にもならないし、死亡もしない、ワクチン、治療薬などがあれば、危害の重大性は低くなります。
そのときには、発生確率を減らす必要性は低くなります。

でも、今は、危害の重大性(肺炎・死亡)を低減させる方法がありません。
だから、「危害の発生確率」を減らすしか手がないわけです。

その「危害の発生確率を減らす」手だてというのが、人と人との接触・接近を避けること。
つまり、「三密を避ける」「不要不急な外出自粛」という訳です。
そして、それが避けられない人は、確率を減らす努力としての「マスク着用」、「手洗い」をしましょうということです。

実はリスクマネジメントには、他にもう一つの方法があります。
それは、「検出性を上げる」というものです。
例えば、極端なことを言うと、一目見ただけで新コロに感染している人が分かれば、その人には近づきませんよね?
また、その人も、すぐに医療機関を受診できますよね?
そうすれば、多くの人が感染しないで済みます。
しかし、新コロの場合には「検出性」が低く、感染しているのに発熱もないし元気な人がいる、感染していてもPCR検査で陰性になる人もいるので、意識的に感染者への接近を避けることは現実的に不可能なんです。

ということで、現時点で可能な新コロ対策は「発生確率を減らす」しかないことを理解してもらえたでしょうか?
「三密を避ける」「不要不急の外出自粛」「マスク着用」「手洗い」は、自分や家族の生命を守る最善の手段なのです。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください