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先週の土曜日から風邪の症状があり、今週の休日も自宅で安静にしています。
ところで、2018年の目標はまだ決まっていません。
今年は目標無しにしようかなぁ~。
昨年の目標はきつかったし。↓
※関連記事:「『花札とMT-09』は6割の達成率。今年の目標は浅はかでした。」(←参照リンク)
目標について「数字で表せないものは目標とは言わない」「KPIが・・・」なんて言う人もいらっしゃるようですね。
でも、それはその人が会社の業務として数値化して実行してもらったら良い訳で・・・
などと考えていたら・・・
そう言えば、KenUは毎年、数値化している目標がありました。
実は、「確定拠出年金(企業型DC)の運用利回り(加入時点以降の年率利回り)3.0%以上をキープする!!」を目標にしています。
ということで、DC(Defined Contribution Plan)について少し書きたいと思います。
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まず、何故その数値目標なのか?
それは、「3%で運用しないと退職金制度移行前の受取り予想金額よりも減ってしまうから」
ということと、
「それ以上に増やしてみようじゃぁないか!!」
っていう負けず嫌いから?(笑
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さて、DCのデフォルトの運用商品になっている元本確保型の「1年定期預金」の利率は0.010%(2018年1月現在)です。
これでは資産を増やすことなどできません。
なのに、移換金や積立配分をデフォルトのまま放ったらかしにして、自分自身で運用商品選択や割合変更もせず、資産運用していないに等しい人が多数で、6割の人がそのような状況らしいです。
どうしてなんでしょうね?
例えば、22歳(大卒入社)から60歳(定年)まで掛け金25,000円として、受け取れる退職金の額をシミュレーションサイトで計算してみると、
” 利回り0.1%で運用したときは、11,728,957 円 ”
” 利回り3%で運用したときは、21,684,941 円 ”
その差はおよそ一千万円。
何もしないと、ポルシェ718ケイマンSがキャッシュで買えるほど損をします(笑
また、税法上のメリットも少なくなってしまいます。
それでいいんですか?
まさか、資産運用は卑しいとか、がめついとか思っていませんよね?
まあ、KenUは責任とれないので、元本割れリスクのある運用を無理に勧めたりしませんが・・・
もしこのブログを読んでその気になったら、きちんとプロに教わったり、専門のサイトで調べたり、セミナーに参加したりして、上手に確定拠出年金を運用してくださいね。
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あらかじめお断りしておきますが、KenUは、投資についてはド素人です。
資産運用といっても、それほど難しい事、面倒くさいことをやっている訳ではなく、ときどき掛け金の ” 配分変更 ” と ” スイッチング(預替え) ”を自宅のPCで確定拠出年金サイトから行っているだけです。
勤務先の退職金制度が確定拠出年金制度に移行したのが2014年の夏。
KenUが大腸がんの手術をして人工肛門になって退院して少し経ってからですから、「家族にお金を残してあげないといけないなぁ~」と強く感じたときでした。
そして、資産運用なんてまったく分からないから、いろいろなサイトを検索して見たりして試行錯誤で今日に至っています。
これまでの経過は、
・2015年:元本割れ運用をプラス運用に転換
・2016年:利回り1%以上の運用実績
・2017年:利回り2%以上の運用実績
を達成しました。
2014年当初は、とりあえず移換金の一部をバランス型商品の ” 安定型 ” と ” 安定成長型 ” に預替えし、積立金の50%を配分変更しました。
その理由は、比較的低リスクと言われている国内債券への資産配分比率が高かったから。
そしたら、” 安定成長型 ” が安定的に成長しれくれず、資産評価額がマイナス、つまり元本割れしたわけです(笑
2015年は、マイナスから脱却するため、 ” 安定成長型 ” をいろいろな商品に預替え。また、積立金は国内債券商品へ配分変更。
ちなみに、” 安定型 ” はそのままにしていたら、現在の損益率は+ 9.36%になっています。
2016年2月に日本銀行が「マイナス金利政策」を始めたため、国内債券への投資メリットがなくなってしまったので、積立金配分を国内株式へシフト。” 安定型 ”への積立は1年定期預金へシフト。
2017年は、1年定期預金の一部を野村新興国株式インデックスファンド(確定拠出年金向け)に預替え。
これが当たって、現在の損益率は+29%です。
でも、なんたってハイリスク商品、いつ元本割れに転じるかも分かりません。
また、信託報酬の低い商品を選べと書いているサイトがありますが、この商品の信託報酬は0.6048%と高いんです。
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さ~て2018年、いよいよ拠出開始以来の年率換算運用利回り3%が目標です。
現在の運用実績は、利回り2.67%とまずまず。
すでに年初に、保有していた野村DC外国債券インデックスファンド全部を三菱UFJDC国内株式インデックスファンドに預替えしました。
その理由は、外国債券は為替変動の影響を受けることを知ったのと、「日経平均株価3万円到達もありうる」というアナリストの予想に期待して。
はい、今のところ、国内株式インデックスファンドの損益率はマイナス0.67%です(笑。
よくよく考えれば、「日本株上昇⇒円安になりやすい」、「円安⇒外国債券ファンドの基準価額は上昇」だから、外国債券を手放すのは矛盾していたのかも?
そこは、ド素人KenUならではの直感ということで。
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現在の運用構成比は、
元本確保型 30.9 %
国内債券 37.1 %
国内株式 15.2 %
外国債券 2.8 %
外国株式 12.3 %
その他 1.7 %
合計 100 %
残高予想シミュレーション(60歳時)では、好調なケースで+294 万円、不調なケースで-75 万円。
まあ、マネーゲームなので、最終的に100万円くらいの元本割れはドンマイのつもりで気楽にやってます。
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余談ですが・・・
永久人工肛門(ストーマ)になってからビールはなるべく控えていましたが、土日は人前に出ないことも多いので、ガスが出たり、パウチが膨らんだりしても問題なく、2018年から終末はときどきビールを飲むのも「あり」にしました。
缶のまま飲まずに、コップに注いで炭酸を抜けば、ガスはだいぶ抑えられるみたいです。
たまのビールなので、贅沢してエビスを購入。ピスタチオをつまみに、飲み比べ。
もちろん、いっぺんに5本は飲みませんよ(笑
バイツェン好きのKenUは、『華みやび』好きです!!
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[2018/2/17追加]
ちょっと欲を出して、1年定期の一部をアクティブ型の国内株式に預替えしたとたんに、株価が急落しました。
拠出開始以来の年率換算運用利回り2.67%だったのに、1.50%まで下がってしまいました(笑。
株って怖いですね。
でも、このまま預替えせずに回復を待ちます。
株かは回復するのでしょうか、それとも、このまま落ち込みっぱなしなのでしょうか?
楽しみです。
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