幻影ファントムもニューロンでコントロール?

3連休のこの機会に・・・
KenUが人工肛門(ストーマ)になってから、もっと早くブログに書けたのに、何だかんだ後回しにしていて、2年以上前からず~っと書いていなかったことがあるので、やっと書くことにします。

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8月末に「戦闘機の日本語が素敵だった松島基地航空祭2017」という記事で、F-4ファントム戦闘機の写真を紹介しました。

ファントムといえば・・・
まんが「ファントム無頼」と言いたいところですが・・・
KenUは、永久人工肛門患者になり肛門を失ってからというもの、旧肛門部幻覚を思い出します。

旧肛門部幻覚を英語でいうと、Phantom Anal Phenomena(ファントム エィノル フェノーメナ)です。
直訳すると「幻の肛門現象」。

「えっ? 何それ?」って思うでしょ?

簡単に言うと、切除して存在しない肛門部に、肛門がまだあるかのような感覚を体感することです。

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もう少し詳しく説明すると、旧肛門部に疼痛、排便・排ガス感、肛門残存感などが生じる現象のことです。

参考文献を引用すると、専門的にはつぎの3つを総称したものを旧肛門部幻覚として扱うそうです。
(1)幻影感覚(phantom sensation「ファントムセンセイション」):幻直腸(phantom rectum「ファントムレクタム」)、幻肛門(phantom anus「ファントムエイナス」)
(2)断端痛(stump pain「スタンプペイン」)
(3)幻影痛(phantom pain「ファントムペイン」):幻直腸痛(phantom rectum pain「ファントムレクタムペイン」)、幻肛門痛(phantom anal pain「ファントムエィノルペイン」)
(参考文献: 別冊日本臨床 新領域別症候群シリーズ No.12(2009年9月28日発行)別刷 消化管症候群(第2版)下 VI肛門)

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KenUは、術後退院してから、ファントムセンセイションとファントムペインを体感していますが、症状は軽い方だったのではないかと考えています。

術後2年を過ぎると漸減して、術後3年経過した現在では滅多に体感しなくなりました。

経験したファントムセンセイションは、無いはずのお尻からウンチがしたくなったり、オナラがしたくなったり、でも便やガスが存在しないお尻から出るはずもなく、何とも気持ち悪かったですね。
なお、KenUは、この現象は無秩序に起こるのではなく、腸内運動と関連して起こるのではないかと、自信の体験から考えています。

このときの対応は、排便・排ガスを我慢するような意識をするのではなく、存在しない肛門から出るわけがないので「そのままお漏らししちゃえ。むしろお漏らししたい。」と意識することで、やり過ごしていました。
そうすると、脳が「肛門ないんだぁ~」って学習します(笑。

当時、ファントムレクタムを検索したときには、「便座にしばらく座っていると落ち着く」と書いている海外のサイトがありました。

ファントムペインは、ときどきチクッチクッと痛いことがあります。
でも、自分の場合は、たいしたことはありません。

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文献にもありますが、肛門を切除した半数以上の人が経験するとのことです。
だから、旧肛門部幻覚を生じても「自分は異常なの?」と考える必要はありません。

実は、KenUは、意識的に肛門を ” キュッ ” としめることができるんです。(笑
すごいでしょ?

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