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さて、以前、「人工肛門ストーマパウチを付けたままのシャワー浴動画をアップしてみた。」という記事を書きました。
その時に使用しているのが、「ストーマパウチの入浴時防水検討失敗の数々と自作防水カバー」という記事で紹介しているアイテムです。
ですが、耐久性(発泡体とヒートシールしている部分)に難があって、時々作り直しています。
それが結構面倒で、もう少し簡単に作れる方法はないものかと考え、新たに防水カバーを設計し直したので記事にしたいと思います。
それと、一番最後にバイクのお話しを少しだけ。
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まずは、設計図から・・・
(※画像をクリックすると実寸大でプリントアウトできるPDFファイルを取得できます。)
なお、簡易作製タイプをテストした結果、浴槽に浸る入浴が可能な防水性得ることはできなかったので、シャワー浴専用です。
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使用材料はこれです。
これまでの入浴用防水カバーは、ヒートシーラーで熱溶着して作製していました。
それが結構難しかったので、今回の簡易作製タイプでは両面テープで接着して作る方法にしました。
両面テープにはニトムズのNo.539R(10mm幅、ポリプロピレン基材)を使用します。
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そして、ストマパウチを覆う部分になるカバー部は、ヒートシールせずに済むように、ジップロック(Ziploc) Mサイズを使います。
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また、ストーマ装具面板周囲の腹部に直接触れることになるフランジ部は、これまでと同様にソフトロンS(※)を使います。
※これを使う理由は過去記事参照
しかし、ソフトロンSが入手しにくいというのが、この防水カバーを作る上での問題点です。
でも、これ以外に適当な素材が見つからないので仕方がありません。
ネットから購入できるところは、現時点では”ゴム通”だけのようです。
ソフトロンS(https://gomu.jp/item/10217) ←ゴム通で見てみる。
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では、以下作り方を説明します。
まず、腹部に貼り付けるフランジ部を作製します。
ソフトロンSに切り取り線を書いて、はさみで切り抜きます。
つぎに、ストーマパウチに被せるカバー部を作ります。
ジップロックを図面に合わせてセロファンテープで仮止めします。
両面テープを所定の長さに切断します。
両面テープが下にくっついてしまって、綺麗に剥がせなくならないように工夫します。
今回は、両面テープ自身のセパレータを利用して、はがししろをつくりました。
テープを2段重ねにしてもよいかもしれません。
両面テープをジップロックに貼ります。
4隅の両面テープどうしの繋ぎ合わせ部分に隙間ができないようにぴったりと。
ハサミで切って開口部を作ります。
両面テープのセパレーターを剥がしてソフトロンSのフランジに貼り付けます。
一か所ずつ順番に。
ジップロック下部分をハサミで切って角丸めします。
はい、完成です。
装着して、フランジ部の両サイド、カバー部の上端に、長さ15cmのフィルムドレッシング(優肌パーミロールライト)を貼付して防水すると、↓こんな感じになります。
※シャワー浴用なので、フランジ下端にフィルムドレッシングは貼りません。
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