人工肛門ストーマパウチ面板周囲に防水フィルムを貼らず そのまま入浴してみた

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さて、以前「人工肛門ストーマパウチを付けたままのシャワー浴動画をアップしてみた。」という記事で、防水カバーを付けたシャワー浴を紹介しました。

今回は、ストーマ装具をつけたまま”ザブンっ”と浴槽のお湯に浸る入浴の動画をYouTubeにアップロードしたので、記事にしたいと思います。

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昨日6/17の動画撮影前に、ストマ外来で新しいストーマ装具に交換してきたばかりで、排便もなくストマもパウチも綺麗な状態だったので、そのまま入浴しようと思った訳です。

という訳で、万が一、面板が剝がれてしまっても浴槽が便で汚れる心配がなかったので、試しに、面板周囲にフィルムドレッシング(防水テープ)を貼らずにそのまま入浴してみました。

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とりあえず、静止画像のサムネイルで動画の解説をします。

なお、ムービーの再生時間は5分34秒です。

mio1_9s

1.ストーマ装具は、コロプラスト社製ワンピースタイプのセンシュラミオ1(SenSura Mio 1)です。
今回、WOCナースさんに試用を勧められて、初めて付けてもらいました。

2.消臭ガス抜きフィルターがぬれないように、フィルターの上に防水シールを貼ります。
動画では「防水テープ」と言ってしまいました。

3.湯船に浸ります。

4.洗髪して、シャワーでシャンプーを流します。
なお、動画には映っていませんが、その後、水着を脱いで身体をボディーソープで洗浄しました。

5.皮膚から少し浮いていた部分からお湯が滲みて、面板が剝がれてしまったので、応急処置として優肌絆で面板を固定しました。

6.ぬれているパウチをティッシュペーパーで拭き取ります。

7.消臭ガス抜きフィルターに貼った防水シールを剥がします。

8.便排出口のロールアップ部分を開いて、巻き上げ部分に滲み込んだお湯をティッシュペーパーで拭き取りました。

9.便排出口をロールアップしておしまい。

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その後、面板の剝がれた部分は乾いたら皮膚に再接着していたので、優肌絆は剥がしました。

やはり、面板の剝がれの問題があるので、面板を濡らすような入浴をするときには、面板周囲に防水処理を施したほうがよいでしょう。

そして、センシュラミオ。
とてもよくできた凝った製品ですね。
以前、「ストーマで困るのはスボンと下着と入浴とセックス」という記事を書きましたが、今回試用したセンシュラミオは、ストーマは直接見えないし、パウチを上方に曲げて折りたためるので、セックスするときにはいいんじゃない?(笑。

センシュラミオ1折りたたみ

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[2016/10/25追加]
後日、つづきの記事を書きました。

人工肛門用テープ付き面板のツーピース装具そのままで入浴してみた。」(←参照リンク)

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