人間の眼の遠近感に近いレンズは焦点距離100mm

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さて、昨年11月に”デジタル一眼レフカメラが欲しい。バルーンフェスティバルで思う。”という記事を書きましたが、やっと購入しました^^

Nikon D5300 18mm-140mmズームレンズ 40mmマイクロ単焦点レンズ
Nikon D5300 18mm-140mmズームレンズ 40mmマイクロ単焦点レンズ

タイトルの本題は最後のほうに書きますので、まずは前置きをグダグダと書かせてください。

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はじめは、ニコンの新機種D7200を買おうと思っていたんです。

それで、とりあえずヤマダ電機に実物を見に行ったわけですが、D5300のボディーのコンパクトさに惹かれ、また、新製品D5500が発売になり型落ちになって価格が安くなっていたのと、いちばん使い勝手がよいと思われるAF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VRズームレンズキットがメーカーラインナップからなくなって店舗在庫だけになるとのことで、その場で即購入しちゃいました。

それから、KenUのブログの写真は接写ものが多いので、単焦点マクロレンズ(AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G)と、レンズ保護用にNikon NC(ニュートラルカラー)フィルターも同時に購入。

望遠レンズはまたの機会にということで・・・

余談ですが、KenUは3.11の震災以降、ネットよりも多少価格が高くても、震災のときに頑張って店を開けてくれた自宅周辺地域の店舗には恩返ししたいと思うわけで、そういった理由もあってヤマダ電気で購入しました。

さらに余談ですが、Canonデジイチを使っている下の娘からは、「なんでNikon? プンプン! レンズ交換できないじゃん。」というLINEが・・・(笑

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はい、それではマクロレンズでためし撮り。

KenU's Breakfast (感度ISO100, 絞りf/3, 露出時間1/20sec, 露出補正+0.3)
KenU’s Breakfast (感度ISO100, 絞りf/3, 露出時間1/20sec, 露出補正+0.3)

KenUの朝食です。
料理は、アップで撮れば何でも美味しそうに見えるという典型ですね。

はい、お庭のあじさいです。

KenU's Garden hydrangea( 感度ISO100, 絞りf/7.1, 露出時間1/200sec, 露出補正+0.3)
KenU’s Garden hydrangea( 感度ISO100, 絞りf/7.1, 露出時間1/200sec, 露出補正+0.3)

それから、少し遊んでみました。

ロットルプとラーメンマン
ロットルプとラーメンマン

スペシャルエフェクトモードのセレクトカラーで残したい色を抽出して撮影。
某ビールのCMのようです。
この画像はカメラのWi-Fi機能を使って、iPhoneのカメラロールに送信してみました。
PCなしで写真をすぐにLINEやTwitterにアップできるので便利だと思いました。

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さて、前置きは以上で、いよいよ本題です。

ニコンのホームページを見ると、

”ニコンのデジタル一眼レフカメラには、FXフォーマットとDXフォーマットの2種類があります。”
”フォーマットの違いでカメラの写し込む画像の範囲が異なります。”
”DXフォーマットの実撮影画角は、レンズに表記されている焦点距離の約1.5倍の焦点距離を持つFXフォーマットでの実撮影画角に相当します。”

と書いてあります。

購入したD5300はDXフォーマット(APS-Cサイズと同じ)カメラなので、35mmフィルムカメラ換算にすると、18-140mmレンズでは、その1.5倍の焦点距離27mm~210mm相当、40mmレンズでは焦点距離60mm相当の写真になるそうです。

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昔、Canon AE-1というフィルムカメラを買って勉強したときの知識として、”焦点距離80mmのレンズが人間の眼に近い遠近感(perspective)だからポートレートに向いている。”というもの。
今日このブログを書くまで、そのまま鵜呑みにしていました。

あらためてネットで検索してみると”80mm~90mmが人の目の遠近感に近い”と書いているサイトがあります。
その一方で、50mmを標準レンズと呼ぶのは”画角が人の目に近いから”とか、”遠近感が人の目に近いから”とか、”倍率が1倍だから”とか書いているサイトもあります。

意見がばらばら。

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では、KenUの実験です。

まず、”人の目に近いレンズ”とは何か?
はい、定義は単純です。
レンズを通して見た近くのものと遠くのものの大きさの比率、つまり遠近感(perspective)・奥行感(depth perception)が、肉眼で見たときの比率とほぼ同じということです。

まず、片目でカメラのファインダーを覗いて、もう片方の目で被写体を見ながらズームレンズを回して、ファインダー像と裸眼の像とが同じ大きさに見えるように調節します。

そうすると、距離およそ1.2mの被写体では、55mmズームのときに同じ大きさになりました。
そのズームのまま距離およそ12m先の被写体をファインダー像と裸眼の像とを見比べてみると、ファインダー像のほうが小さく見えました。
距離およそ12mの被写体では、65mmズームのときにファインダー像と裸眼の像が同じ大きさになり、1.2mの被写体はファインダー像のほうが大きくなりました。
つまり、焦点距離55mm~65mmのレンズの遠近感・奥行感は、人間の眼に近くないということです。

でも、倍率的には人の目に近いと言えそうなので、「1倍だから標準レンズ」というのが正しそうです。

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じゃあ、人間の眼と同じ遠近感・奥行感が得られるレンズはどれか?

肉眼との比較の結果、ズームリングを70mmと140mmとの中間の位置にあわせたとき、すなわち

”焦点距離100mmズームの遠近感が一番KenUの肉眼に近いっ!”

という結論になりました。

ズームリング回転位置と焦点距離
ズームリング回転位置と焦点距離

別に検証した結果(↓)でも、100mm付近になりました。
肉眼に近い遠近感の再現は、焦点距離とイメージセンサーのサイズとトリミングで決まる

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[2015/10/12 追加]
KenUは、現在片目の視力が0.3くらいで、カメラの視度調整ダイヤルを目いっぱいマイナス側にしてもピントが合わないので、接眼補助レンズDK-20C(-5.0)を購入して装着しています。
カメラ側の視度調整ダイヤルを一番プラス側にしてから5~6段階マイナス側に戻すと丁度よい具合です。

Nikon DK-20C 接眼補助レンズ
Nikon DK-20C 接眼補助レンズ

このとき付属の接眼目当てDK-25は装着できないので、取り外すことになります。
DK-20Cの上から装着できる接眼目当てはないとのことです。

一応ネットで検索してみると、DK-20接眼目当てが装着できるとの情報を見つけたので、騙されたと思って購入してみました。
見事に騙されました(笑
全くハマリマセン。

ノギスで測ってみると、DK-20Cの溝は幅1.35mm、DK-20の嵌合部の厚みは幅1.55mm。
嵌る訳がありません。
DK-20は、形状を測定するのに破壊して、ごみ箱行きになりました。
まあ、貯まっていた楽天ポイントで無料で買ったからいいんだけどね。

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[2015/11/21追加]
D5300のGPS機能の精度に関する内容の記事を書きました。

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