セイコー腕時計の海外モデル を海外ネット通販から個人輸入すると・・・。

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先日、長年使用していた腕時計(dunhill(ダンヒル)のミレニアム。25年前?)の時刻がものすごく遅れるようになったのに気が付きました。

オーバーホールする手もあるのですが「結構金額するだろうなぁ~? 5万円以上はするでしょう。」と思い、新しい時計を探す事に・・・。

で、また海外から個人輸入してしまいました。

今回はUSのeBayでSEIKOウォッチの日本国内未発売の海外限定モデルSeiko Men’s SNA548 Coutura Alarm Chronograph Watch を購入。
*

実は、最初は、文字盤がブルーで安めの時計がいいなーと思っていて、見つけたのがコレ↓

SEIKO SNG043P1 SEIKO(セイコーimport)
←日本のAmazonで見てみる。

そしたら、importの表記があり、、、輸入品。

それなら個人輸入したらもっと安く買えるので海外のAmazonやらeBayを探してみることに・・・。
Amazon.comでGlobal777watches というショップが同じものを販売しているのを発見しましたが、アメリカ国内に限っての発送なので日本からの購入は不可。
じゃあglobal777watchesから直接購入できないか検索してみると、eBayストアーを出しているじゃあありませんかっ!

そこで、これを見つけちゃったんだよね~。

文字盤青くないけど、これいいっ!!。
MSRP (Maker Suggested Retail Price=メーカー希望小売価格) : $495.00(4万円くらい) なのに安っ!
サファイヤガラスだし。
日本製のクォーツムーブメント使用してるし。
迷ったけど、[Buy it now]ボタンをクリックして購入!

支払いはペイパルPayPalで・・・

価格は・・・
・商品番号 330697025164  1 $168.95 USD(米国ドル)
・配送料と手数料 $35.00 USD
・保険 – 未提供 —-
・合計 $203.95 USD
・支払い $203.95 USD
 支払い額 ¥17,332 JPY(日本円)
※外貨換算レート: 1 日本円 = 0.0117672 米国ドル(1米国ドル=84.98日本円 )

時計には関税がかかりません。無税です。

課税価格が1万円を超える場合には5%の消費税がかかり、今回は(17,332×0.6=10,399円)なので配達時に消費税を請求されると思っていたのですが、
インボイスにMerchandise、Value $68.95(US $)、Postage $45.82と記入してあり、合計$114.77に0.6倍して日本円に換算すると約5700円の課税価格になるので消費税はかかりませんでした。

なんというセラーなんでしょう^^;

時計の実行関税率表 (税関のHPより)
税額の計算方法 (税関のHPより)

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商品は発注後すぐに発送されて、わずか4日間で自宅に届きました。

荷物はUSPSのEMS(Express Mail Service:国際スピード郵便)で発送され、追跡はUSPSのHPからでも日本郵便のHPからでも出来ます。

ジョン・F・ケネディ国際空港 (John F. Kennedy International Airport)からの直行便だったようです。

個人輸入する貨物の輸送方法の違いによって、税関での手続が異なる事を知っておくと良いと思います。

個人輸入通関手続き(税関のHPより)

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さて、届けられた商品は傷一つないちゃんとした新品でした。あ~良かった^^

では、済みません。

海外から時計を購入するといろいろと問題があるんです。

一つめの問題は・・・ ” 使い方 ”。

この時計は、クロノグラフだし、アラームも付いているし、ボタンも幾つかあるし、取扱説明書も英語だし、使い方が全くわかりません。
でもセイコーの時計なので大丈夫。
時計の裏面を見ると” MOVEMENT JAPAN 7T62 ” という刻印があります。
その、7T62というのがキャリバー番号(ムーブメントの形式番号)です。
そして、セイコーのオフィシャルサイトの” サポート情報  >取扱説明書 ” のページから同じキャリバー番号の日本語取扱説明書をダウンロードすればOK。

よし、アラームクロノグラフの使用方法分かったし、初期設定完了!

2つ目の問題は・・・時計ベルトの長さ調節(アジャスト)

かなり長いです。
この時計は割りピンが刺さっているタイプのバンドで、僕の腕には3cm以上縮めないとダメな感じ。

ネットで買ったのに時計屋さんに持ち込むのも気がひけるし、調整料金高そうだし・・・
う~んどうしようかな~
割りピンを抜くための時計バンド調整工具が100均(ダイソー)で売っているとの情報を入手したので買いに行ったけど売ってなかったし。
ホームセンターに行ってみたらコレ↓売ってたけど、Amazonレビューの評価は低かったし。

結局、そこのホームセンターで315円でベルトの長さを調節してもらえました^^。

職人さんは、万力みたいなのと小さなプラスチックハンマーを使って、コンコン叩いて作業してましたね。

最後の問題は・・・保障についてです。

現地で発行された正規の海外保証書(ワールド・ワイド・ギャランティ)が無い製品は日本国内のアフターサービスは受けられないとのこと。
製品に保証書は入っていたけど、販売店名印とお買い上げ年月日が無いので無効です。
まあ、仕方が無いですね。


Photographed by KenU

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