Hydrogen(ハイドロジェン)の使い方

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 Thankful to developers of Hydrogen drum machine .

 ☆

Hydrogenフリーソフトの高機能ドラムマシン)の使い方に関する検索からの訪問が多いようなので、私KenU自身あまりよく分かっていない部分も多々ありますが、使い方を紹介したいと思います 🙂

まずその前に、ウィンドウズ版(バージョン0.9.4)のダウンロードの仕方を説明しておきましょう!

ここ↓ hydrogen project home page (ハイドロジェンプロジェクトホームページ) にアクセスします。
ハイドロジェンバナー

そして、ページにある [ Download ]ボタンをクリックします。
ハイドロジェンダウンロードボタン

別のページに移動するので、

Installer のところの   Windows installer (experimental) をクリックします。

すると、画面が変わって、

Your Hydrogen download will start shortly…(まもなくハイドロジェンのダウンロードがはじまります。。。)

と出ますが、、、僕のPC環境では何も起こらないので、その下に書いてある、、、

Problems with the download? Please use this direct link or try another mirror.
ダイレクトリンクをクリックします。

すると、 メッセージウィンドウが開きますから、

ハイドロジェンインストーラーのダウンロード実行

[ 保存 ] ボタンをおして、デスクトップにでも保存します。

ダウンロードしたファイルをダブルクリックするとインストールが始ります。

※上の記事↑のところからはバージョン0.9.4のダウンロードは出来なくなりました。

旧バージョンのダウンロードは、

http://sourceforge.net/projects/hydrogen/files/Hydrogen/

の、各バージョンのバイナリーズ(Binaries)の中にある、拡張子exeのファイルをクリックします。

記事下部の「関連記事」のところに バージョン0.9.6 α1のダウンロード・インストール記事のリンクを貼りました。

前置きが長くなってしまいました。では、以下Hydrogenの使い方、どうぞ!^^。

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  ☆unofficial KenU流 Hydrogen(ver.0.6.4)マニュアル☆

 

( 1 ) Hydrogenを立ち上げてから、画面上のほうにある ” Project ” メニューをクリックして ” 新規 ” をクリックします。
ハイドロジェン 新規プロジェクトの作成

( 2 ) 画面を見やすく、作業しやすくするために邪魔者を消します。
” Tools ” メニューまたは画面上右のほうにあるボタンをクリックしてミキサーとインストゥルメントラックの表示を消します。

※ラルクのALL DEADをつくった時のパターン作成済みの画面を表示しています。
ハイドロジェンクリエイト画面

( 3 ) 画面左下のほうにあるサイズとレゾリューションの数値を [▼] ボタンで選びます。
ハイドロジェンパターンサイズの設定

最初に使っていたPCは低性能(IBM R40 Pentium4プロセッサー、メモリ512MB、Windows XP SP3 )で、

サイズとレゾリューションを高くすると、作業途中でPCがフリーズ、クラッシュ、強制終了してしまったりしていたので、SIZE 8、RESOLUTION 8で作業していました。

RESOLUTION 8 = 8ビートってことなのかな?

レゾ8だと2連譜までで、レゾ16にすると3連譜が打ち込めます。
高性能PCを使用している人はサイズ16を選び、3連打がある場合にはレゾ16を選ぶと良いでしょう。
※後で説明する、(7)の各パターンごとに設定を変えられます。

( 4 ) 画面上のほうにある、テンポ(ドラムを叩く早さ)を [+] [-] ボタンで変更します。
ハイドロジェンテンポの設定

オールデッドの譜面のテンポは、4分音譜 = 127 になっています。
8分音符÷4分音符×127 = 254ということなのかな?
よくわかりませんが、倍の数字の 254 BPM に設定します。
* BPM の意味 = Beat Per Mimute = ビート/分 = 1分間に叩く回数
   なので、1分間に4分音符を127回叩くと言う事だから、8分音符だと254回叩けるってことかな?

( 5 ) 画面の上のほうにある、PATTERN SONG モードを切り替えます。
ハイドロジェン パターン ソング切り替え設定

[MODE] ボタンをクリックして、とりあえずパターンのほうにしておきます。

( 6 ) そのままでも良いですが、ドラムパートの上下の並び順を変えたかったら変更します。
ドラムパート名をクリックして選択して、一番下にある[↑] [↓] ボタンで変更できます。
ドラムパーツ順番入れ替え設定

僕はデフォルトのまま使ってたけど、ドラム譜の順番に並び替えたほうが作業が効率的だったかも^^;
以上でドラムパターンの打ち込み準備完了です。
では、次にパターン名を変更してみます。

( 7 ) 各パターン名前の上を右クリックして、その中のプロパティーをクリックすると、
新しい名前の入力画面が出てきますので、自分で好きなように名前を変更します。
ハイドロジェン ドラムパターン名変更

画面では、ドラマーがスタート合図のスティック同士をチャンチャンチャンと鳴らすパターンを入力したところはlyzumという名前に変更しています。

何も打ち込んでいないところにはblankという名前をつけて、曲のイントロ部分のドラムパターンを打ち込んだところは、intro1~3、intro_A~という名前に変更しています。
パターンの消去、追加、順番変更などは、[CLEAR] [+] [↑] [↓] ボタンをクリックして変更できます。

( 8 ) では、いよいよ下のドラム譜のパターンを打ち込んでみましょう。
オールデッドの一小節部分ドラム譜

パターン入力設定がSIZE 8 なので、上の1小節分のドラム譜を、intro2とintro3の2つに分けて入力しました。

 ※ SIZE 16 設定にできたならば、2つに分ける必要はなかったのですが。。。

intro2
イントロ2に分割したドラム譜←これを下図intro2のように打ち込む。

イントロ2のパターンを打ち込んだ画面

intro3
イントロ3に分割したドラム譜←これを下図intro3のように打ち込む。

イントロ3のドラムパターンを打ち込んだ画面

ドラムの各パート名をクリックするとパート音を聞くことが出来ます。

打ち込みは、画面上の黒い点のように、パターンエディターの線上をポチッとクリックするだけです。

譜面と入力したパターンを見比べてみて下さい。同じパターンになってるでしょ?
 ※ドラムパートの名称とかドラム譜の読み方は、ここ↓ のサイトが簡単でいいかなぁ~?

http://www.apollonmusic.com/kantan/drum.html

( 9 ) パターンを再生して音を聴いてみます。
ハイドロジェン 再生ボタン

打ち込んだパターン名をクリックして選択して、パターンモードで再生ボタンを押すと、そのリズムが繰り返し再生されて聞くことが出来ます。

( 10 ) パターンの打ち込みが終わったら、そのパターンをどの部分で鳴らすのかを割り振ります。
ソングエディターのパターン名の横のタイムラインのマス目をクリックして青く塗りつぶすだけです。
ハイドロジェン ソングエディタ画面

ラルクさんのドラムパターンってたくさんあってすごいでしょ?^^

( 11 ) さて、曲の全部のパターンを通しで聞いてみます。
SONGモードに変更して、、
ハイドロジェン ソングモード

再生ボタンを押すとタイムラインが右方向に移動していき、青く塗りつぶされたパターンが順番に再生されていきます。

( 12 ) 最後にミキサーを表示して音量を調整します。
ハイドロジェン ミキサー

右のほうのMASTER(マスター)音量のスライダーをドラッグして上下にスライドして適当な音量に調整します。
ドラムの各パートの音量も同じように調整します。
※マスター音量が大きすぎると、WAVEファイルで保存、再生したときに、音割れを生じます。音量小さめの設定がよいです。

他にも色々とつまみとか変更できる設定とかあるようですが、僕は、上記で説明した以外の設定はいじりませんし、それ以上の高度な使い方はしていません。。。というか、、、できません^^;

( 13 ) さて、ドラムパターンの作成が完成したら、” Project ” メニューから ” 保存する ” をクリックします。
ハイドロジェン プロジェクトの保存

保存するドライブやフォルダを選んでから(例:C:Hydrogen_save_fileとかをあらかじめ作っておいて…)、

ハイドロジェン ソングファイルの保存

Untitled Song.h2song のファイル名を英数文字で変更して(例:Larc_All_Dead.h2songとか…)

[ SAVE ] ボタンをクリックします。

※ 新規の保存でない場合は、保存ウィンドウは開かずに上書き保存されます。

( 14 ) WAVE形式のファイルとして保存することもできます。

” Project ” メニューから ” ソングのエクスポート ”をクリックして、
WAVEファイルへのエクスポート

[ 参照… ]ボタンをクリックして、

ハイドロジェン ソングのエクスポートフォルダファイル入力

保存するドライブやフォルダを選んで(例:C:Hydrogen_save_fileとかをあらかじめ作っておいて…)、

Untitled Song.wav のファイル名を英数文字で変更して(例:Larc_All_Dead.wavとか…)

[ SAVE ] ボタンをクリックします。

WAVEエクスポートファイル名入力画面

そして、この画面に戻るので、[ エクスポート ] ボタンをクリックして、ゲージが100%に達すれば完了です。

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それから、念のため注意事項ですが、、、

以前は、Windowsのマイコンピューター(My Computer)等のユーザーフォルダやマイドキュメントにファイルを保存しようとすると強制終了してしまい、作ったドラムパターンが保存されずに消滅してしまって泣いたことがありました(笑。

その対策としては、C:の下(つまりCドライブの直下)に保存用フォルダを作って、そこに保存すると良かったです。ですから、C:Hydrogen_save_file のようなフォルダをあらかじめ作っておいて、打ち込みの初期段階から途中でこまめに、そちらへファイルを保存するようにすると良いと思います。

ちなみに、今のlenovo SL400 環境(Core2Duoプロセッサー、メモリー2GB、Windows Vista)では、My Computer に保存してもフリーズや強制終了はしないみたいです^^。

*

音源を作ってみたサンプル ※再生時の音量に注意

ファイルサイズ8.6Mb 再生時間51秒

*********** 関連記事 **********

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またまたドラムマシンHydrogenでラルクを。。。

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Hydrogen 0.9.6 alpha1をインストールしてみた。

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