こたつ壊れました。ヒーターユニット交換!

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購入してから20年。
75cm×105cmサイズのナショナル家具調こたつ(現パナソニック)DK-11C5-T のヒーターユニット(サイズ32cm×32cm、100V-500W)のファンから異音が、、、
そのまま使用し続けるのは不安なので、Amazonでヒーターユニットを購入し(¥4,980+送料¥500)、自分で修理してみました。

交換ユニットのメーカーは、メトロ 、ゼピール 、KOIZUMI(コイズミ) 、ユーイング(旧モリタ) 、YAMAZEN(山善) とか色々あります。

どこも、ユニット部の木枠内寸が29~29.5cmで取り付けネジ穴ピッチが20cmに対応しているらしく、そのサイズのコタツならば、ドライバー1本ですぐに簡単に取り付け可能なようです。

木枠内寸が32~33cmの場合には、付属の取付け金具やスペーサー等を付ける事で取り付け可能なようです。(メーカーや機種などによって取付け可能木枠サイズ、ネジ穴ピッチが異なるようなので、購入前によく調べてみてください。)

が、うちのナショナルさんのおこたは曲者なんです。
木枠内寸が32cmでネジ穴のピッチが16cm
しかも、取り付けネジ穴が片側にしかない!
購入前に、ユニットの付け替え方をネットで調べてみたけど見つからなくて、取り付けられるかどうか不安だったけど、イチカバチカで買ってみたんです。
なので、写真入りで交換方法を解説したいと思います。

購入したのは、モリタ(森田電工株式会社  → 現 ユーイング株式会社 に社名変更)KF-601GT(29.5~32cm対応 2009年モデル)です。(*2010年モデルKF-FT600C, 2011年モデルKF-FT600D, 2012年モデルKF-FT600E、年々末尾のアルファベットが更新されます^^)

社名変更後は、KF-FT600シリーズに型番が変りました。

[仕様]
■消費電力:100V-600W
■寸法:幅29×奥行29×高さ5cm
※木枠内寸が29.5cmで取り付けネジ穴ピッチが20cmなら、図の様にそのまま簡単にかっこよく取り付けできる。 木枠内寸が32cmの場合には、取り付け金具を取付けて直接木枠にネジ留め固定することになる(以下ブログ内容の様に)。
(別にネジ穴ピッチが22cmで木枠内寸33~35.5cm対応のユニットもある)

まずは、今ついているヒーターユニットを取り外します。

このコタツは、マイナスドライバーで片側側面 2 箇所のネジを外すだけ。

ヒーターユニットを取り外した状態。
奥側は取り付けピン用の凹みで、ねじ穴はありません。

次にモリタのヒーターユニットに、こたつの枠に取り付けるための付属金具を4箇所、プラスドライバーと付属のねじで取り付けます。

写真左がNational(32×32cm)、右がMORITA(29×29cm)です。
←どちらも遠赤外線で暖かいファン付き石英管ヒーターです。

で、取り扱い説明書によると、こたつ木枠に木ネジで固定すると書いてありますが、、、
いやぁ~、これはさすがに不細工でしょ。 天板に直接取り付けるタイプのコタツにはグッドですが。
これ↓は許せません。
←ユニットが出っ張りすぎ*90度向きを変えれば出っ張りが小さくなるが、木枠が邪魔をして電源コードが差せなくなる。)

なので、別な方法を考えることに。。。

コンパックコンピューターを分解するために昔に買ったSUNFLAG NO.260 トルクスドライバーセットで
 ←サイズはT-10です

こたつ枠の天板を外しました。
←しかし何でコレ星ネジ(正しくはトルクスと言う)なんだ?

そして、木枠に金具を引っ掛けるようにしてヒーターユニットを乗せ(ユニットの向きを間違えないように)、
←木枠の内寸は32cm外寸は35.2cmです。

その上から天板をかぶせて、取り付け金具を挟み込むようにして、星ネジを締めこんで固定しました。人の足がユニットにぶつかったりしたら、もしかしてずれちゃうかなぁ?
結構しっかり固定されているから大丈夫でしょう!
←金具の厚みの分、天板が浮いてしまう。実用上問題はないが。。。

本来なら、木枠のヒーター金具が乗っかる部分をヤスリで削ってへこませて、ネジ止めして固定するのがベストでしょう。
が、そこまでするには工具の投資が必要です。
もし手持ちの工具が何もないとして、一番安くあげるとすると、
・ドライバーセット315円(ダイソー)
・T-10トルクスドライバー(精密ヘクスローブドライバー)210円(ダイソー)
・木工用平ヤスリ 680円くらい?(ホームセンター)
・精密ハンドドリル(1.5mm)105円(ダイソー)
合計1,300円くらいかな?。

今回は、面倒でそこまでする元気がなかった。
とりあえずはこれでヒーターの取り付け完了。

あとは、先の尖ったドライバーで木枠にすこし穴を空けて、、、

付属部品のヒートンとか言うフックをねじ込んで、、、

そこに電源コードを引っ掛けて、、、
←ユニットの出っ張りもちょっとで見た目すっきり。

スイッチを入れたら、コタツの復活ぅ~^^
 
※コントローラーを強にしないと赤くなりません。 弱で赤くならなくても暖かいです。

手元コントローラーで温度調節がしやすく、微調整も可能になったし、
これまでのよりも暖かいような気がするし、使い始めの嫌な匂いも無く、
ファンもこれまで同様に静かで、とっても快適です。
*:写真でお分かりのように、ヒーターユニットを取付ける方向を90度間違えてしまうと、木枠の高さが邪魔をして電源コードが差せなくなります。木枠の高さが低いほうに電源コードが来るようにします。
また、他社コタツ枠で木枠高さが高いものは、電源コードが差せないということもあるかも知れないので注意が必要です。”けずる君”で削れるかもしれませんが。。。


そして、2009年9月。

きちんとやり直そうと思い、金工・木工両用平やすり(けずるくん)をホームセンターで、精密ハンドドリルをダイソーで買ってきました。

天板とヒーターユニットを取り外して、木枠の4箇所を木工用やすりで削ります。

削ったところにヒーターユニットを乗せて、
※以前の写真です。すみません^^;

ハンドドリルでビス止め用の穴を開けます。

ニスが家に余って残っていたので、塗って乾かしてみた。

ヒーターユニットを乗せて、適当な大きさのネジで止めます。
ずれ防止できればいいので、金具の穴より小さいネジでOK

こんな感じにヒーターユニットを固定できました。
木枠をもう少し深く削っても良かったかな?

あとは、天板を乗せてトルクスネジを締めておしまいっ!

”コタツ用ヒーターユニットの取り付けかた” (コイズミホームページ)をみると、コイズミのコタツ用ヒーターユニットも使えそうですね。

↓ アマゾンアソシエイトリンクから見てみる

ユーイング補修用ユニット UKF-FT600H(2016年モデル)
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